えー、いまさらですが。
油断してたらシーズン4が終わってるし!
仕事が急がしくなるのでホワイトハウスが見れなくなるなと思ってHDDレコーダーを購入したら今度はしっかりHDDの肥やしと化してました。
とほほ。いつでも見れると思うと、本当に見ないものですね。
というわけで合間を見てちまちまと続きを見ています。というわけで、 ほとぼりが冷めたころにちまちまと感想を書いていくかもしれません。個人的にはエアフォース1の密室劇、大変面白かったですが(w
油断してたらシーズン4が終わってるし!
仕事が急がしくなるのでホワイトハウスが見れなくなるなと思ってHDDレコーダーを購入したら今度はしっかりHDDの肥やしと化してました。
とほほ。いつでも見れると思うと、本当に見ないものですね。
というわけで合間を見てちまちまと続きを見ています。というわけで、 ほとぼりが冷めたころにちまちまと感想を書いていくかもしれません。個人的にはエアフォース1の密室劇、大変面白かったですが(w
サムの選挙戦、クンドゥーでの人質奪還作戦、ジョシュと大統領夫人との対立、というのを軸に交錯した今回、サム・シーボーン役のロヴ・ ロウのラスト・エピソードというわけで、ラストシーンは敬愛する上司であるとビーと抱き合い、大敗必至の選挙戦に挑む・・・。 という形でしたね。
重箱の隅ネタ。今回は人質奪還作戦で思いついたことをつらつらと。
・特殊任務暁・・・って、原文はどうなっている? というわけで本国のスクリプト・
サイトで確認。
-------------------
BARTLET
I had to ask. What's it called?
FITZWALLACE
Task Force Dawn Sky.
-------------------
・・・Task Forceというのは、特殊部隊などにつけられる名前で、任務部隊ということをさします。
軍事用語としては特定の任務のために集結した部隊や艦艇の集合だと思ってください。この場合、捉えられた人質奪還のために部隊をデルタ・
フォース(アメリカ陸軍の対テロを主とする第1特殊作戦部隊分遣隊)などで構成しているので、
TaskForceという呼称になっているのだと思いますね。ここらへんいろいろややこしいのですけど、「暁(DawnSky)任務部隊」
ってのは、訳してみるとかっこ悪いですよね。ここは特殊作戦「暁」と読んだほうがいいのかな?
で、ひとつ笑ってしまったのは、フィッツの作戦計画で出てきたRAH-66コマンチ(武装偵察ヘリ)ですが、
これ、計画中止になってしまいまして、実は配備されずじまいだったんですね(苦笑) 本国での放送日が2003年あたりですので、
2004年に計画中止になるとは思いもしなかったかもしれません。今ならUAV(無人偵察機)などで偵察するかもしれませんね。
さて、もうひとつ。救出の代償として3人を救出するために20名近い人命を失うシーンが出てきます。これは正しいことでしょうか? 正しい。
といわざるをえません。軍は決して敵地に取り残された味方の兵、一人たりとて見捨てない。
ということをモットーにしなければ高いモラル(士気)は維持できません。そのために犠牲を払っても、です。
話中とは意味合いが若干異なりますが、戦地で取り残されたパイロットを救出するためのSAR(Search And
Rescue)任務部隊もあるぐらいです。今、テレビアニメ化されている航空自衛隊のSAR部隊、航空救難隊を題材にした
「よみがえる空 RESCUE WING」
もありますので興味がある方はぜひ(笑)
さて、首席補佐官レオ・マクギャリーがベトナム戦争で空軍パイロットで爆撃も担当していた。 というエピソードは以前から明らかにされてましたが、乗っていた戦闘機も明らかにされてましたね。リパブリックF-105サンダーチーフですか・ ・・。戦闘爆撃機ですが撃墜された数も半端ではなく作られた機体の半分がベトナムで損耗したといういわくつきの機体です。 それは誰も文句は言えませんな・・・。
さて、クンドゥーの話、まだまだ続きそうです。とりあえずのところ、軍事ネタの重箱の隅ネタでした。
前編からの引き続き、就任式の前日までのドタバタ騒ぎを描いたこの後編。
大統領の派兵への決断、国防総省の内部抗争によるリーク問題、そして宣誓式に使う聖書。
すったんもんだして落ち着く場所に落ち着いたのはさすがといえるでしょう。一番受けたのは、タクシーに乗り込んでドナを迎えにいった面々。
そしてさすがTWWと思わせたのが、ウィルの大統領スタッフ就任のくだりですかね。
今回、重箱の隅ネタは前回と続きますのでありません(苦笑)。国防総省の内部抗争ってのはありがちなネタなのかな。 よく話に聞くのはイラク戦争でも明らかになったように国防総省と国務省との軋轢だったり(占領政策をどっちがリードするかで、 誰もババを引きたくなかったためにグダグダな展開になってしまったという話)、 通商産業担当との対立だったり(日本のF-2(FSX)計画が巻き込まれたり)、いろいろあるわけですが、まぁ、組織である以上、 ありがちなケースといえばありがちですわな(w
次週は、久しぶりにサムが出てくるお話。さて、どうなることやら。
大統領の就任演説の六日前から始まる物語。というわけで、今回は二部構成となっている模様。
まぁ、演説のくだりもさることながら相変わらず軽妙なやり取りの中で結構深刻なトラブルも発生している模様。 ドナの立場としてはつらいかもしれないが、このあと大問題に発展していくと予感されますね。
さて、重箱の隅ネタ。
まず一つ目は、今回も出た大統領の非軍隊経験ネタ。どうしてもアメリカというのは大統領に兵役の有無を問いたがるところがありますね。
スーパーパワーである軍事力を扱うには軍隊経験者でなければいけない。という厄介な偏見があるようです。
このTWWのモデルはクリントン政権時代でもあるので、当然、兵役経験のなったクリントン大統領は結構軍から軽視されていたとかいないとか。
全うに考えれば、正しい資質をもった補佐役たる軍人が横にいれば(たとえばフィッツウォレス統合参謀本部議長や、
パパ=ブッシュ大統領にとってのパウエル議長など)、アマとプロは互いを尊重して仕事は出来るはずなのですが、
なかなかそうはいかないところもあるのでしょう。
アフリカの赤道クンドゥー共和国は当然架空の話ではあるのですが、以前
「ロード・オブ・ウォー」のエントリでも触れた、スーダン・
ダルフール問題のように非常にありがちで厄介な問題でもあります(時間的にはモデルとしているのか微妙ではあり、
おそらく後述のソマリアあたりがモデルだと思いますが)。
部族間の衝突ですが、その一方では宗教の衝突でもあります。さらにさかのぼれば宗主国たる旧大陸の諸国が統治のために部族間対立を煽ったり、
まあイロイロと頭の痛い問題もあるわけです。作品では婉曲的な言い回しではないですが、民族浄化問題とはいえますね。
しかしこの手の問題、軍事力の行使はなかなか難しく(そもそも誰が敵か味方か、
ましてや理想論の通じない場所での出来事でもあり)クリントン政権でも、ソマリア内戦に介入では手痛い失敗をしてしまいます。まぁ、映画
「ブラックホーク・ダウン」で有名になってしまった「
モガデシュの戦い」なんですが、これも国連のPKO活動ではラチがあかないので米軍単独でやったわりには、
主に政治的な問題で十分な装備(戦車、
もしくはガンシップがあればああまで酷い話にはならなかったのでしょう)をもたずして送り込んだ兵士に多大な犠牲を強いるはめになってしまいました。
確かにさほど国益の生じないところに世界平和のために軍事力を送り込むというのもなかなか理解されがたい側面がありますからね。
まぁ、そんなわけでこの就任式をめぐる問題は来週も続くとのこと。楽しみにまちましょう。
※追伸・前回のTWW、「父の時計」ですが不覚にも半分見過ごしてしまいました。原題、「THE LONG GOODBYE」ですが、 あのチャンドラーの名作ハードボイルド小説「長いお別れ」からとっているのでしょうね。「父の時計」の邦題も悪くはないのですが・・・。
英題の「GUNS NOT BUTTER」は「GUNS AND BUTTER」に引っ掛けているのかな? Wikipediaでは、まんま直訳の「バターではない銃」とか書かれていますけど、「GUNS AND BUTTER」 のもじりなら、手元のBookSheriffでは、"軍事・民生を並行して充実させる政策"となっているので、そんなのねーよ。という、 アーロン・ソーキン流の厭味なのかな。話の中では軍人の恩給に関する軍部の遠まわしの警句ネタまでありますので。
二期目のバートレット政権もいきなり海外援助法で蹴躓くくだりが今回の肝なのですが、どーなんでしょーねー。ザ・
ホワイトハウス(以後、TWW)作品世界でのアメリカの経済動向は明らかになってはいませんけれど、
経済としては今の不動産バブル以前の状況の中での本放送ではないかと思うので、
そういう中で確かに経済援助というのは不向きな話ではあります。
(まぁ、日本だって不景気な時分ODA云々は必ず取り沙汰されますからね)
今回の重箱の隅ネタは特にございません(苦笑)。ただ、レオ・マクギャリー(J・スペンサー)が亡くなったあとにこの話を見ると、
最後の大統領とジョシュとの会話もいささか趣がことなりますね。設定上、
レオがジョシュをバートレット政権(選挙スタッフ)に引きずり込んだのと(シーズン2、冒頭のシーン)、
銃撃を受けたあとのカウンセラーを紹介したシーズン2のクリスマスのくだりなど、
彼はレオに対して敬愛と恩義を感じているのは確かなのですがね。
次週の英題を知って、その邦題かよー。とか思ったんですが、どうしてかは来週に・・・・。
CNNのニュース。
新聞で俳優のジョン・スペンサー死去?と思ってしばらく頭の中をがーっと検索していたのだが、ホワイトハウスの!?と思って慌てて検索。
ああ、ゃっぱりそうだったんだ・・。
いやぁ、ショックだなぁ。いい俳優だったのに・・・。TWW(ホワイトハウス)のその後、どーするんだ?
(本国での放送というか話の流れは一応チェックしているので、一応波乱があるのは知っているのだが)
まだ60も超えていないのになぁ。改めてご冥福をお祈りします。
#最近、感想を書いていないのですが、TWWは見ております。
バートレット大統領以下スタッフ一同はノースカロライナ州の施設に篭もってアレコレと討論会に向けての合宿を開始する。その最中、
広報部長のトビーは元妻のワイアット下院議員にもう一度プロポーズするのだが・・・
というわけで、過去のシーンが交錯する話となりましたが、なんつーか、若い、若いなぁ。スタッフは(笑)。えっと、
シーズン2冒頭で中間選挙だったので、おそらくシーズン1は就任1年目のあたり?って考えると、
ホワイトハウスの秘密についてのくだりは面白かったですね。
今回は特に重箱の隅のネタはなし。ちょっと感心したのはイスラエルがクマーを爆撃した「ラーム」(Raam・稲妻)について、
バートレット大統領が「F-15Eのイスラエル版だな」といっちゃっているところ(だよな^^;)。これ、F-15Eストライク・
イーグルのイスラエル向けバージョン、F-15Iのことです。それにしたって配備数25機のマイナー機体、よくもってきたな・・・。
このF-15は色々とバージョン(型番)がありますが、最近、
ある軍オタ達の間で話題になった韓国空軍が導入をスタートさせたF-15KもこのF-15Eシリーズの輸出版です。
まぁ、なんですね。メーカーであるボーイングの謳い文句が本当であれば、
本国のF-15Eよりも各種のセンサー系統がバージョンアップされており、中々に侮れない機体ではあります>F-15K。
で、これを40機導入するといいますが、どうなるかなぁ。まぁ、
まともに戦力化するのに10年近くはかかるでしょうし韓国の決してお世辞にもいいとはいえない整備能力を見ていると、
まだこれからかなぁとは思いますよ。もっと端的に言えば、北朝鮮相手にちと過剰すぎやしないか?とか突っ込みを入れたくなるのは、
軍オタのどうしようもないところですね。
まぁ、そんなわけで余談のほうが多くなってしまいました(いつもそうだって? いやそりゃそうだ)。すいませんです、はい。
And so how isn't it a Constitutional
issue? It is, but sometimes you say, "Big deal." It was
the intention not to have a national religion, not to have
anyone's religious views imposed
on anyone else, and not to have the government encourage a
national display of piety as a
substitute for real action.
「政教分離の憲法に反していないかだって? それは確かにそうだ。だが、それは大した問題じゃない。
宗教的な儀式を誰かに強要させているわけではないし、国家の宗教としてではなく、また国家の威信を誇示するために行っていないからな」
by バートレット大統領。
録画してなかったのでアメリカのスクリプトサイトで確認、私のヨタな訳文ですが、まぁ、なんですが、時節柄、
バートレット大統領の言葉に頷いてしまった自分はなんですかね(苦笑)。民主主義国家であり、政教分離を憲法に記述されていても、
それを誰かに強要しているわけではないし、いかなる役職とはいえ、その職に就くものであろうとも、心情を誰にも制限されるいわれは無いのだ、
と考える自分としては苦笑しながら見ていたわけですが。
というわけで第四話。焦点は大統領選挙に伴う討論会、それとストックハウス議員のAIDS患者への注射針の支給問題、
それとクマーとイスラエルの問題など結構問題が錯綜してきてまいりました! という感じですね。
そして最後の事件は結構禍根を残す羽目になりそうですが。
作中、レオ・マクギャリーが最近政治意識に目覚めたサムに向かって、「我々はエルサレムに星条旗を掲げればいいのか?」と言っていますが、
放送時期的に見れば、9.11の後、アフガン侵攻からイラク侵攻へ向けて米国がその舵取りを変えようとしていたあたりですから、
結構きわどい発言ではありますね。アーロン・ソーキン氏をはじめ、民主党よりなこの作品ですから、まぁそういう側面もあるでしょう。作中、
サムはレオに向かって「貴方達はどうかわかりませんが、私は諦めてはいません」(大意)というくだりがありましたが、さて、
サムの次第に高まる政治意識はどうなっていくのやら。
で、作中ではいきなり急展開をつげている架空国家クマー(シリアかな?)とイスラエルといった中東の問題ですけれど、
結局今のブッシュ政権やアメリカ議会の一部ネオ・コンサバティヴ(ネオ・コン・・・新保守派という訳文が妥当かどうか・・・
)の面々が考えているシナリオは、中東問題の最終的解決には、アラブの宗教的価値観を民主主義で崩してしまおう。という側面があります。
まぁ、どこまで本当やら自分も眉唾ものだとは思いますが。
重箱の隅ネタ。最後、大統領とスタックハウスの会話に出てきた「新米パイロットは雲の中に入ると計器を信用せず、自らの感覚に従う。だが、
雲の中から出てきたとき、さかさまになっているのだ・・・」とありましたが、これは空間失調(バーティゴ)と呼ばれるものです。
三菱のテストパイロットが語るバーティゴについてはこちらを参考に。
中々稀有な体験かと思いきや、実は皆さんも旅客機の中で体験していることなんですよ。
今回、特に面白かったのはジョッシュとドナのマシンガントーク、
なおかつジョッシュが対抗馬のコンサルタントの出している本にアレコレとケチをつけるところですか。長い台詞回しだけど、ジョッシュ、
言いたかったのって最後の数行だけじゃんか(w と。
初っ端からしおしお感が漂う展開となってます。
S-1のクリフハンガーを受けて怒涛の展開でスタートしたS-2、軍事侵攻のドタバタ騒ぎだったS-3に比べて、トビー、ジョッシュ、
ドナの珍道中(wと大統領のハードスケジュールを対比させたような展開ですね。
途中、吹き替えとメモをロクにとってませんでしたが、アメリカ海軍で演説をしたあたり、F-14が出ててほへーと思って見ていたんですが、
映画「ファイナル・カウントダウン」「トップガン」で有名なF-14も、最終タイプF-14Dが2008年で退役決定しています。
あの機体を見られるのもあと数年というわけですね。
シチュエーション・ルームではいつものメンバー、
フイッツウォレス統合参謀本部議長と首席補佐官のレオのあれこれとしたやり取りのあと、
S-3ラストで大統領に苦渋の決断を迫った中東の国家クマー(一応架空国家)の不穏な動きが伝えられて、
これはしばらく引っ張るかもしれませんね。
さて、作中、「オランダの裁判所に」というくだりもありますが、オランダのハーグには国際司法裁判所があります。
国連(国際連合)加盟国には参加することとなっており国家間の紛争を収めるために存在してますが・・・、まず双方の国の了解が必要なこと、
次に司法強制力がないことから、あまり効果を発揮しているとは言いがたいですね。
日本も実は韓国との竹島(独島)を巡る領土問題についてこの国際司法裁判所で結論を出そうと韓国に持ちかけてますが、
韓国はスルーだったりするという事もあるのです。
一応、特定範囲?を巡る問題では一方の当事国のみの請求で他方当事国の応訴義務っていうものが存在すると調べてみてわかりましたが、と・こ・
ろ・が、1980年代にアメリカ(レーガン大統領時代)が、そして中国、フランス、ドイツ、
イタリアがこの選択条項受諾宣言を撤回することになってしまったため、事実上あまり機能しているとは言いがたいですね。
国際連合は旧敵国条項を含めて基本的には第二次世界大戦終結後の世界の枠組みを定めたようなものですが、
あまり日本国内ではニュースにはなりませんが、国連内部の腐敗(「
国連改革ってアナンの辞任のことでもなさげ」by極東ブログなどを参照していただければ)が結構目だっていて、
この中でも司法裁判所も改革が必要なのかもしれません。どうも日本では国連というと「錦の御旗」と思いがちのところもあるんですが、
結局のところはパワーゲームの場所ですからね。
さて、S-4はまだまだはじまったばかり、これからどうなることやら・・・・。
今週、27日火曜日から、NHK-BS2で「ザ・ホワイトハウス」のシーズン第四期が放送開始されます。
というわけで、このブログでも随時、またどーしよーもない(苦笑)重箱の隅をつつくようなネタについて、アレコレとほじくりかえそうかと。
ただ、しかし、正直なところを言うと、このザ・ホワイトハウスの売りでもある重層的なシナリオを書いているアーロン・ソーキンが手がけたのが、このシーズン4で最後だわ、登場人物の一人が離脱するのはわかっているわ(ネットで検索するのも良し悪しだなぁ)、ちょっと哀しいものがある。アメリカのドラマはXファイルといい惰性で続くとロクなものがない。アメリカではないけれどスペース1999だって第二シーズンは見るも無残だったしね。
そんなわけでも、シーズン3から続く大統領選挙の結末も知りたいため、シーズン4は見ますよ、ええ、もう!(笑)
原題、"POSSE COMITATUS"は直訳すると、民兵隊壮年団(ラテン語ではpossible force)なんですけど、最初どんな意味かわからなかったんですが、答えは作中、 フィッツウォレス統合参謀本部議長が言っているように、「治安活動に陸軍と空軍は使用できない」(除く海軍/海兵隊)という、THE POSSE COMITATUS ACT(条例)からとられているようですね→■。
どひゃあ、知らなかった……調べれば出てくるなぁ、こういうネタ。
PDFをザッと眺めた限り、どうやら南北戦争あたりもからんでくるようですが、これはしばらく宿題とさせてください(w
さて、架空国家クマーの国防大臣シャリーフがテロリストの主導者であることが判明し、
フイッツウォレス統合参謀本部議長を筆頭とする国家安全保障担当のメンバー達は、シャリーフの暗殺を大統領に求めますが、
この手の判断は難しいところです。
テロを防ぐためには何が最適なのでしょうか。現在のローマ帝国たるアメリカは異なる考え方と対峙していくのか、興味はつきませんね。
書けば長くなるので端折ってしまいますが。
ドラマの作中では、悩む大統領に対して首席補佐官が「大統領であるからこそ」暗殺計画実行の指示を求めますが、
その直後に大統領候補の知事と面談し、一方でS.Sのサイモンが撃たれた事件について「犯罪は良くわからない」と逃げた知事との「覚悟の差」
、つまり、権力を操ることの難しさを明確に映し出していると思いますが、もうここらへんは脚本もさることながら、BGMといい、
カメラワークの勝利ですね。
また錯綜するストーリーの中で、トビーとサムのほとんどボケとツッコミのような(一応上司と部下なのですが)やり取りや、ジョシュのタフ・
ネゴシェーターぶりなど(まぁ、ジョシュの言いたいこともわかるんですが、そういう反論の仕方じゃあ納得せんだろうとは思いますがね)、
中々の見所満載でした。チャーリーが新しい秘書について奔走する理由もさらりと述べられたりと、なかなか上手い着地だと思いますよ。
S-4はどこから始まるのやら。 選挙だってまだ結末を迎えていないのに!? そりゃないよ!って感じですが。
さて、SS-3ラストの重箱の隅的なネタをいくつか。
エアフォース・ワンって?
基本的には大統領が乗る空軍機のコードネームですので、B747ベースの今の機体単独のコードネームではありません。大統領が降りると、
その機体のコードで呼ばれます。副大統領が乗る機体もあり、こちらはエアフォース・ツー。
ちなみにホワイトハウスに乗り付けるヘリは海兵隊所属ですので、マリーン・ワン。副大統領であれば、マリーン・ツー。
外国首席の場合はステート・ワン。陸軍機体に乗るときはアーミー・ワン。海軍機体はネービー・ワン。
民間機に乗る場合(以前はあったそうです)はエグゼクティヴ・ワン。大統領の家族が乗る場合は、エグゼクティヴ・ワン・
フォクストロット(Fのコールです)。
ここ最近、色々な雑誌を読むとマリーン・ワンの次期機体候補で揉めているらしいですね。そりゃ大統領が乗る機体が欧州製なら、
アメリカ国内の航空機産業は良い顔しないわな(w
シークレット・サービスって?
設立当初は財務省管轄の贋金摘発を目的とした組織でした。
大統領の暗殺事件発生に伴い、第二の任務として大統領警護も行い、大統領の座を降りても終生その警護は続きます。現在、
9.11テロを受けてブッシュ大統領提案による国土安全省(DHS)に編入されて今にいたりました。
さて、S-3もこれで終了。S-4が始まるまで、時折合間を見てS-1、
S-2のネタをインサートしていこうかと思います。
お付き合いしていただき、ありがとうございました>このカテゴリーを見ていただいた皆様。
前回、諜報ネタで書こうと思いましたけれど、冗長すぎたのでオフにしてしまいました(w
今回はちらりとさわりだけでも書きたいものですが・・・。
タイトルを見て、おや?と思いましたが、案の定クマーの国防大臣にてテロリストの親玉、
シャリーフの暗殺がフィッツウォレス統合参謀本部議長から仄めかされることになりましたが、WW2以降、この手の指揮官殺しは"ヤマモト・
オプション"と呼ばれています。だからこそ、「We Killed YAMAMOTO」となったのでしょう。
太平洋戦争中期、山本五十六連合艦隊司令長官の前線視察を察知した米軍による作戦からはんを取られていますが(いや、
ことこの手の件については日本軍があまりにも無防備すぎたのですが)、この手のテロリスト支援者に対する暗殺のようなダーティ・
ワークは実際、アメリカの特殊作戦軍(USSOCOM)の主任務の一つでもあったりします。もっとも、
特殊部隊(SOF)といっても常日ごろ要人暗殺や敵地進入などを繰り返しているわけではなく、
現地の軍などを指揮したりする任務があるわけですが。
さて、今回、シャリーフと宗教関係者との会話が赤外線レーザーで傍受して・・・としてというくだりがありましたが、
諜報にも色々と種類があって、
・HUMINT(ヒューミント)人的諜報(今回のような工作員による情報聴取がこれにあたります)
・COMINT(コミント)通信諜報(前回の携帯電話からの傍受などはこれにあたります)
・ELINT(エリント)電子諜報(一昔前に話に上がったエシュロンとかもそうですね)
・SIGINT(シギント)信号諜報(実はWW2の昔から日本は定評あったりします。大韓航空機撃墜事件でも動きがあったとかなかったとか。
日本は別の問題があって正しく使えていないのですが)
・PHOTINT(フォティント)写真諜報(別にIMAGINTとも言う場合があるようですが、偵察機/偵察衛星による諜報です。トム・
クランシーの一連の著作や佐藤大輔氏の「静かなる朝のために」(日本のトホホな偵察衛星運用とかが笑えます。
って笑いどころはそこじゃないか^^;)。
とかを行って、ソースを集めます。ソースは様々な形に分解され、組み合わされ、
インフォメーションではなくインテリジェンスとして扱われるわけですが、これがまた情報の9割は、オープンソース、つまり、
政府告示や新聞などの情報を組み合わせて拾い読み、構築したりするようです。
さてさて、話も残りラストワン。大統領は暗殺計画にGOサインを出すのか。そして、C.J.の恋の行方、そしてジョッシュ(やっぱり、 その、なんだ、仕事で敵対するような相手を彼女にしちゃ拙かろうよ・・・)の恋の行方はいかに。楽しみに待つとします。ああ、 早いところ4thシーズンを!
さて、尻上りに面白くなりつつあるザ・ホワイトハウス(The WestWing)ですが、
今回はちょっと訳でアレ?と思った方もいるかもしれません。
シークレット・サービスがC.J.のPCに触るときに「ハードドライブを借りるよ」という台詞があったのですが、
アメリカだとHDDのことをハードドライブって言うんですよね。
ハードディスクではなくハードデスク(wと言う人もいる日本だとちょっと違和感を感じますが、面白いところです。
今回は突っ込んで書こうと思って仕込んでおいたネタが見事にスカだったので・・・ちょっとしたお話を。
大統領が軽口を聞く相手、"フイッツ"こと、フイッツウォレス統合参謀本部議長の役職についてですが、基本的にアメリカ軍は陸・海・空・
海兵の四軍によって成り立ち、これらの各軍トップ(陸/空は参謀総長、海軍は海軍作戦部長、
海兵隊司令官)らによって組織されるのが統合参謀本部(JCS)であり、国防長官を補佐し、軍事作戦の立案実施を担当します。
統合参謀本部議長は、制服(軍人)ではトップの位置にあり、大統領および国家安全保障会議に参加し、助言を行うことが求められています。
前国務長官だったコリン・パウエル氏は、湾岸戦争を主導したのは有名で、その求心力は非常に高いそうで、
今回のイラク戦争においても軍のトップであるマイヤーズ統合参謀本部議長からラムズフェルド国防長官だけではなくパウエル長官にも情報を流していたとかいないとか。
RMA(今やトランスフォーメーションですが)のデメリットが明らかになったイラク統治の失敗の一因には、兵力不足が唱えられていますが、
湾岸戦争時、辛抱強く兵力を欧州から抽出し、展開し、再訓練させ、兵力が整うまで導いたパウエル将軍の手腕も中々のものだと思いますね。
ここ最近のイラクでの不手際はベトナム戦争で辛酸を舐め、アメリカ軍を再建したコリン・
パウエル将軍らの世代が湾岸戦争後に退役したためとも言われていますしね。
一方のイラン問題ですが、流石にTWW。狙ってくるホットスポットが違いますね。3rdシーズンは9.11より後のシリーズですが、 イラクではなくイランをもってくるところが渋い。台湾海峡が東アジアのホットスポットとするなら、イランもまた重要なポイントです。 数日前にもイランで現在建設中の原子炉に爆撃を受けたという誤報が飛び交って大変だったそうですが(実際、 イスラエルによるイラク原子炉攻撃事件が過去にありましたので)、イランの原子力開発問題については、ここが詳しいですね。まぁ、 若干バイアスがあるかもしれませんので、要約すると、イランで核兵器目的と思われる原子力開発が進められていると思われているのは、 (1)原油の埋蔵量が豊富にあり、すくなくとも国内のエネルギー問題は逼迫しているとはいえない。 (2)IAEA(国際原子力機関)に正しい報告をあげていない。(3)開発している施設が核兵器に直結するシロモノばかり。 というのが理由で、中東に核を拡散させるのがどれだけ物騒かを考えれば、 アメリカもイラクだけではなくイランに注目するのも無理はないかもしれません。
というわけで、面白くなりつつあるホワイトハウス、終わりは近いですが、楽しみに来週まで待つとします。はい。
えー、やるじゃん、TWW。ようやく大統領の病気問題をクリアしたので、1st、2ndの、あの良質かつ丁寧な人物の感情描写、
ホロリとさせるエピなどのインサートは流石と思いますね。
大統領がわざわざ個人秘書のチャーリーの税金(アメリカでは日本と違って税の申告は個人で行うので)還付金申請をやっていたり、
アテにしていた還付金が戻ってこなくてしょげていたチャーリーに褒美を上げたり、
次席補佐官ジョッシュが秘書のドナの無理な要求を突っぱねながら、これまた大統領にお願いしていたり、これまた大統領もそれに答えて、
最初とは違っているけれども願いに答えるシーンなど、中々のものです。
副大統領のホインズはいままであまりいい登場人物扱いではなかったのですが(レオに断酒会に薦めたぐらいですか)、 今回は注目の話でしたね。しかし、個人的にはフィッツウォレス統合参謀本部議長(まぁ、最近職を辞したコリン・ パウエル前国務長官/元統合参謀本部議長がモデルだと思いますが)も捨てがたいのですが・・・。大統領のメッセージは弱気の印ではなくて 「信頼している」の遠まわし的な表現なのでしょう。ご存知の通り、アメリカでは大統領に何かがあったとき、 指揮権委譲は副大統領に移行しますので(そうもスンナリ行かないのは2ndの冒頭でネタにされていましたが)、 それなりの人物でなければ副大統領は厳しいわけですね。
さて、TWWの余計な知識コーナーとして今回は劣化ウランを。
劣化ウランは湾岸戦争やイラク戦争でも問題になった、劣化ウラン弾(DU)による残留(拡散?)放射能問題による健康被害で有名ですが、
元々原子力発電炉の炉心のカスみたいなもので、鉛の倍の密度があります。19g/cm3とのことですから、
ペットボトル(350ml)の劣化ウランがあると5kg程度ですか、
それぐらいの重さになるのです(計算違いをしてないことを祈ります^^;)
どうしてこんな物騒なものを使うのか、というと、弾頭に劣化ウランという非常に重たい物質を使うことで、戦車などの弾頭の破壊力が増す。
という利点があるためです。
わかりやすくいうと通常の兵器はすべて運動エネルギーを破壊力に変換します。モノをすばやく相手に叩きつけることが必要で、
そこには当然重ければ重いほどいい。というわけです。また、
原子力発電のリサイクルの一環(今回も原子力空母からの使用済み核燃料棒の劣化ウラン・・・
という表現がありましたね)で生成されるし良いことづくめだったのです(ちょっとネットで調べてみましたが、
大型ジェット旅客機にも使われていたようですね)・・・・・・湾岸戦争が終わるまでは。
元々、この劣化ウラン、正式名はdepleted uranium と呼びますが、その組成の99.3%は放射能のない
「ただの金属(ウラン238)」で、残りの0.7%が核燃料の源ともなるウラン235が含まれているに過ぎません。正しく
「枯渇(deplete)」なウランなわけですが、これが弾頭となって敵の装甲などにぶつかったときに蒸発すると、
空気中に毒性の強いウランが粒子となって散らばる・・・のではないかと言われています。
「えっ? やけに奥歯にモノが挟まったいい方しているじゃないか」といわれそうですが、正式な答えが出ていないんです、
正直なところ>劣化ウランの影響説。詳しくは2ch軍事板FAQまとめサイトの劣化ウランの項目を見ていただければ、
と思いますが、
劣化ウラン弾に放射性物質が含まれている金属を使っているからといって核兵器扱いはいささかどうかとは個人的には思います(いや、
厳密に核兵器を「融合弾」「反応弾」と呼称したほうが・・・と思いますが、これは脇に置いておきます)。
自分としては重金属飛散による人体影響説かなぁとは思いますが(思いつきですので確固たる根拠はありません、申し訳ないですが)。
劣化ウランの人体に関する影響に関しては米軍は特に問題ではない。というスタンスをとってます。まぁ、そりゃそうです。 撃たない限りはウランは散らばったりするわけじゃありませんから、そういうスタンスも取れるわけですが、 撃たれる立場はそれでは立ち行かないものもありますね。
今回はトンネル火災ということもあって、劣化ウランが火に炙らされると非常に厄介なことになっていたかもしれませんね。
納められたケースは頑丈らしいので特に今回は問題とならなかったようです。
ちなみに日本では劣化ウランによる弾頭はありません。高額なものの、代用品でもあるタングステン弾頭としています。
さて、次回、ソ連とイランの核問題かぁ。どうなることやら・・・。
さて、今週のザ・ホワイトハウス(TWW)ですが、大統領の思慮遠謀つーか、策略が最後の最後、CJによって暴かれましたね。 煽りをくらったエインズリーは休暇先から呼び戻されてご愁傷様でしたが、S-2の地下の穴倉のようなオフィスから、 割と立派な部屋にまで出世したようで何よりです。
さて、今回の桂冠詩人にまつわる地雷についてちらちらと(こんなネタしか書かないのか!?って、だって普通のネタを取り扱うと、 TWWファンサイトの方々にはかなわないので、こういうヘンな切り口でせめていこうかと)。
話中で出てくる地雷禁止条約。正式には対人機雷禁止条約(オタワ条約)というものです。加盟国については外務省のホームページをどうぞ。
さて、地雷ですが、読んで字のごとく地面に埋めるものですが、何が厄介かというと、機能が単純の上、
安価だったためにバカみたいな数が埋め込まれて、なおかつこの埋め込まれた場所がわからない。という大問題があるからです。
地雷、特に対人地雷の嫌らしさは、その殺傷能力が人を殺すまでに至らない点です。どうしてかというと、
戦場においては残酷なことに人を殺すことより、傷を負わせて戦場から離脱させるほうがダメージが高いのです。つまり、
戦場から運ぶ人手を裂かねばなりませんから。
とはいえ、地雷は防御兵器としてはありがたい側面もあります。どうしても戦場に展開する兵力が足りない場合、
地雷原を準備することで敵の攻撃を足止め、もしくは限定させることが可能になるからです。日本の加盟については防衛庁の一部が難色を示した。
というのもむべなるかなというところですか。真っ当な軍であれば、地雷を設置した場所の記録を保管するのですが、
今も地雷問題が残るカンボジアでは双方ゲリラ化してあれこれと地雷を埋め込んだわけで、これは流石に地雷を制限せざるを得ない。
というのも自分としては理解ができます・・・が。
オタワ条約を厳密に適用すれば設置型の攻撃兵器はアウトという形になりますが、あくまで人がコントロールする。というのを逃げ道に、 様々な兵器が現在も使用されていたり、開発されています。有名どころのクレイモアと呼ばれる指向性地雷は、 あくまで人がコントロールするという建前のもと、今も使っているはずですが、 これとてブービートラップ(罠)として設置することが出来る以上、地雷の一種と言えなくもありません。
・・・また、これは自分の想像ですが皮肉なことにオタワ条約があることで、
逆にもっとタチの悪い兵器が発生するのではないかとも思っています。
例えば、地雷と同様に禁止されたものにはダムダム弾と呼ばれる殺傷能力の高い弾種がありますが、これも今でもホロー・ポイント、
シルバーチップと呼ばれる弾が代替品として世界で出回っています。50口径以上の対人ライフルも同様に禁止となっていますが、アンチ・
マテリアル・ライフル(対物ライフル)と名前や形を変えて生き残っています。当然、名前だけですから人を狙うのもOKなわけです。
結局、条約(ルール)があれば、その隙間を狙ってくる場合もあるわけです。理念が正しくとも、その結果は正しいものが導かれるわけではない、
というのは歴史を知れば思い知りますね。
しかし、前述の外務省のホームページを読んで気がつかれたかと思いますが、アメリカはこのオタワ条約に批准していません。というのも、
クリントン政権時代の話(TWWは基本的にはクリントン時代をモチーフにした話が多いですね)ですが、朝鮮半島、
38度線に展開している地雷原があっため、2003年までに中止。という形をとっていたのですが、
結局今のブッシュ大統領は同条約の破棄という形をとりました。前述したように、一概に地雷そのものが駄目。という形では、
あの地域では難しいものがあるのも事実なのですが、難しいところですよね。
で、今回の話で詩人タバサとトビー・ジーグラー広報部長(しかしえらく今回はノリノリでしたな。
CJもうすうすわかっていたと思うけど)が韓国での・・・というくだりがあるのも、ここからですね。
そのいきさつに関しては
日本共産党サイトにちらりと書かれていますので、興味がある方はそちらをどうぞ。
さーて、来週はオヤスミなので、見送った15話分を書きたいなぁ。
前週はちょっとスルーしてしまいましたが、今週改めて。今回はホワイトハウスの1stなどを思わせる密室での理想、
そして現実の世界の対比、インサートされる登場人物達の葛藤とがうまく混ざり合っていい話でした。
まず、「ザ・ホワイトハウス」は上手いなぁと思うのは、今回のサード・シリーズの本国での放送時期を踏まえると、
アジアのホットスポットをよく取り上げているな、と思いますね。前回も北朝鮮海域、今回は大統領の台詞だけですがカシミール方面、
そして今回のメインとなる台湾海峡ですが。
あまり知らない人もいますので、 簡単にいうと中国において共産党と闘争を繰り広げていた国民党が台湾に移動した形で国として成立したのが、 今の台湾です(正式な国名は台湾/もしくは中華民国です)。また以外に知られていないのですが台湾の実効支配が及ぶ場所が、台湾海峡・・・・ ・・というより中国沿岸部にあるのです。それが 金門島です。作中、サム・シーボーンが大統領に金門島に・・・といっているのがこの場所、ほとんど中国領目の前ですね。
さて、ではどうしてここがホットスポット足りえるのか。といわれると理由は二つあります。
一つは作中でも中国大使が国家安全保障担当のナンシーに噛み付いていましたが、中国は原則として台湾を認めていないことが主たる原因です。
また、二つ目は万が一武力衝突が発生すると思われる場合、舞台となるであろう台湾海峡がシーレーンの要衝なのです。海なのに、
どうしてシーレーン(道)というのか。具体的には狭隘な海峡を通るしかない場所であることなとが条件で、封鎖しやすい/守りやすい場所、
というのがシーレーン(軍事用語ではSLOC・・・海上交通路と言います)防衛の要となるためです。
どうも日本ではイメージが沸きにくいところですが、日本は海洋国家(かつ無資源)のために原材料(とは限りませんが)を諸外国から輸入し、
加工し、貿易品を諸外国に売りさばくために、海上輸送というもっともコストがかからない大量輸送を行うことが必要ですので、
このようなシーレーンに関しては注目せざるを得ない。というのがあります。ここを封鎖されると日本にとっては死活問題となりますので。
あまり触れられませんが、北京五輪後の中国と台湾の軍事バランスの逆転することもあり、
国内の不平不満を逸らすためと威信掲揚を主眼として台湾併合など中国が求め・・・という予測もあります。
また今回の話のモデルとなったクリントン政権時代の出来事に関してはこちらに詳しいです。
さて、軍オタらしくちょっとしたメモを。作中、ミサイル発射実験を行うとされていたパトリオットは実際に台湾に配備されています。
対空ミサイルで、PAC3と呼ばれる弾道弾対処機能を付与したモデルとのことです。また、
シチュエーションルームで話が行われていた二隻の空母グループは、それぞれ通常動力型空母<インデペンデンス>、
原子力空母<カール・ヴィンソン>をそれぞれ中心にした空母グループですが、作中の2002年当時、
既に<インデペンデンス>は退役し、<キティー・ホーク>が極東に配備されていたはず・・・まぁ、
どうでもいいことですが。ちなみに<インデペンデンス>、現物を拝んだことがあります(w が、大きかったですよー。
格納庫も広かったっす。また、
ラストにちらりと触れたイージス艦については艦隊防空や弾道弾対応が可能のために軍事バランスを覆しかねないと中国がゴネるのも無理はありません。
さて、話を元に戻して、今日はなんですね、チャーリーの底意地の悪さが垣間見えてよかったというかなんというか。教訓、いい大人が 「ケツの穴が小さい」って言ってはいけません、C.J.。いや、敵に回すと恐ろしいな、チャーリー・・・。
最近、感想とかアップしてないけど、正直ツマンナイから。というのがあって、いや、局所局所は面白いんだけれど、1st、2ndであったような考えさせるような話ではなく、大筋として大統領の病名隠蔽疑惑があるものだから、さっぱり物語にダイナミックさが掛けているような気がしている。
1stのクリフハンガーのあと、2ndで銃弾に倒れた大統領と次席補佐官、そのドタバタ騒ぎの中で副大統領の身柄を確保したり、シチュエーション・ルームが立ち上がる出来事が発生したり、統合参謀本部議長がフィリピンから戻らせるなどといった出来事のさなかに、今のスタッフ達を集めるシーンがインサートされる・・・といった鮮やかな手並みではなくて、査問委員会の間であれこれと疑惑や猜疑心が出るものだから、いまいち見ていて面白くない・・・まぁ、どうみても大統領は信任されるだろうし、次回の一般教書演説で支持率は上向くだろうな。という予想が立ってしまうのがその一因かもしれない。
しかし、今回のネタで微妙だったのは、17世紀シナイ半島地図をプレゼントされて喜ぶ大統領(は、敬虔なクリスチャンという設定なのです)。オーバルルーム(執務室)に額に入れて収めようとするが、各スタッフ、主席補佐官にまで反対される始末。一様に、
「一部のユダヤ人が反対するからです。イスラエルが描かれていません」
と繰り返し言うものだから、大統領逆ギレのくだりは大笑いしてみていたけれど・・・。
(日本でいうと、首相が江戸時代の古地図を張り出そうとしたら、「日本海と書かれています。東海と書かれていないと、某国の一部の人々が反対するからです」と言っているようなものですね)
ともかく、早いところこの大統領の疑惑を譴責決議でクリアしてダイナミックさがほしいのですよ。本当に期待しているんだから・・・。
今週はTWW(The WestWing)らしくストーリーがあちこちで進行中という展開ですが、1st、2ndで見られたような多重のリンクは特になく、淡々とスルーしていったような感じが受けましたね。それともなれてしまったのか。
ミリオタ(笑)らしく、簡単な補強を。作中、北朝鮮領海海域での作戦行動中に連絡を絶った潜水艦はシーウルフ級ポートランドと呼ばれていますが、ロスアンゼルス級攻撃型原子力潜水艦(SNN)の後継艦として開発されたシーウルフ級はあまりの建造費のために三隻(その内最後の一隻は特殊部隊展開用の改造を施されて)のみで中止、より安価な原子力潜水艦<ヴァージニア>級へとシフトする計画です。ちなみに一隻2500億円とか。こりゃすごい。
ポートランドは架空の名称で、実際は<シーウルフ>、<コネティカット>、<ジミー・カーター>の三隻のみです。また、シーウルフ級が展開しているのは私の手持ちの資料では大西洋海域であり、太平洋海域では展開はしていない模様ですが。
潜水艦が敵国(もしくは敵性国家)の偵察を行うのか。ここで行うとすれば北朝鮮の潜水艦などの艦艇を監視するため・・・だったのでしょうか。潜水艦によるこの手の偵察任務などは、往年のトム・クランシー作品、もしくは大石英司氏の初期のころの小説などでよく取り上げられていましたね。冷戦時代はこの手の丁々発止のやり取りのせいで結構事故もあったそうですが。
またDSRV(潜水艦救助艇)をアメリカ本土から空輸する。という話もありますが、実際のケースの場合も同様でミスティック級DSRVを空輸。近くのSSNなどと合流させ、事故現場に赴くタイプです。海上自衛隊の場合は潜水救難母艦<ちよだ>が遭難現場まで向かう方法をとります。
あまり面白い解説ではないかもしれませんが、一応参考までにこういう側面もあるんですよ、というわけで書いてみました。本当はプエブロ号事件とか取り上げてもいいのですが、話が長くなるのでちょっとはしょります(w
原題は「WAR CRIMES」 戦争犯罪。というわけで、ここでは様々な犯罪、銃規制から、情報のリーク、そのものずばりの戦争犯罪、そして宣誓の違反という罪に重点を置いてますね。
今日はどうもドナとジョッシュ次席補佐官の奇妙な関係がちょっとあらわになってような気もしますが、時に上司と部下、ボケとツッコミ、姉と弟、兄貴と妹、そして恋人という関係なんでしょう。
今日はとりあえずこんなところで。明日あたりに追記しようかと思います。
今シリーズのメイン・ストーリーとなる大統領の多発性硬化症を巡る問題は、司法問題に発展し、特別検察官では都合が悪いと考えた報道官のCJがちょっとした策を弄することで、国民の目に明らかな対立軸、下院との対立を作り出すことに成功しました。さて、どうなることやら。
ここらで曖昧だったこの特別検察官制度について調べたのでつらつらと。
この特別検察官制度は連邦検察官を補佐するための司法長官の任命という形で行われていたものの、ニクソン大統領のウォーターゲート事件で、大統領が自らへの追求を恐れて特別検察官を罷免してしまう事件が発生。ニクソン大統領が失脚(辞任)したあと、その独立性が強くなります。
で、捜査範囲は正副大統領を含めてたそのスタッフとなっていますが、今のブッシュ大統領の父親、大?ブッシュ大統領時代にこの捜査範囲を議会にまで広げようとして失敗、結果的にはこれが遠因となってクリントンに選挙で負けてしまうのですが、これまたクリントン大統領が、自らのオイタのせいで特別検察官に色々と追求を受けてしまうっていうのが、なんというか皮肉というか(ちなみに、あのモニカ・ルインスキーとの情事で、政府文章に三文エロ小説が載る羽目になったあの事件です)。ちなみに9.11事件のあとにも特別検察官が任命されていますね。
さて、話が長くなりましたが、話中、相続税の廃止問題で富と貧困という問題が取り上げられていたりしています。
富たる者にしてみればあれこれ税金で差し引かれたあと、さらに相続税でも?という問題がある一方、富の再分配という観点から考えれば適用しなければならないのか。とか色々と考えてしまうわけですが、作中、大統領はとうとう拒否権の発動を決心します。アメリカの連邦議会制度では、議会が可決した法律案を大統領が拒否権を使って葬りさることが可能(ただし、更なる議会による議決は2/3を超えれば、この拒否権が覆る・・・どうやら来週はこれが焦点になるらしい)というわけで、どうなることか。
作中、おやおやと思ったのは、ヒスパニックの権利拡大と、黒人の既存権利保護の意識でした。
無論ドラマで、実際とは異なりカリカチュアされているものでしょうけど、この番組でこういう話が出てくるということは、実のところ結構バカにならない問題なのかもしれませんね。
という訳で次週の話まで、さらにもう少し突っ込めるところがあればその都度書いていきたいな、と。
えーっと、スイマセン。いきなり第二週にして、途中まで見落とすという大失態(いや、これというのもあるDVDのせいなんだが)。
しかし、初期のスタッフたちと大統領とのシコリは最後のシーンで無事解決。という形になったようで何より。
報道官CJへの大統領の率直な物言い、その後、新しいスタッフを部屋から出して、大統領出馬時の選挙スタッフ達兼現政権スタッフ達(彼らと大統領の関係は2ndシーズン冒頭で明らかになっている)に語りかける。「すまなかった」と。
バートレット大統領の今回の台詞、
「月へ行った男達の大半が帰ったきたあと離婚して、新たな女性を妻に迎えた・・・」だったかな、たしか。
詳しくは「人類月に立つ」(FROM THE EARTH TO THE MOON)の中でも語られているけど、結構宇宙飛行士の妻も大変だったらしい。確か記憶では、アポロ13で有名なジム・ラベル船長ぐらいだっけか、離婚しなかったのって(元々幼馴染ってのもあるけどね)。
また、「チャーチルやルーズベルトは言葉が巧みで・・」というくだりもあったけれど、ルーズベルトがかぁ?という疑問もある。英国首相、ウィンストン・チャーチルは名文家でもあり、名演説も数多く残っているが、ルーズベルトはそういう印象はないのだが。
ちなみにチャーチルの演説の中でも有名なくだりは、これかな。
"We shall go on to the end. We shall fight in France,
we shall fight on the seas and oceans, We shall fight with growing confidence and growing strength in the air, We shall defend our island, whatever the cost may be, We shall fight on the beaches, we shall fight on the landing grounds. We shall fight in the fields, and in the streets. We shall fight in the hills, We shall never surrender.We shall never surrender and even if, which I do not for the moment believe, this island or a large part of it were subjugated and starving."
「我々は最後までやり抜きます。フランスで、海で、大洋で戦い続けます。なお高まる確信と意思をもって空でも戦います。いかなる犠牲を払っても、私たちはこの島を守り抜き、海岸で戦い、上陸地点で戦い、野で戦い、街で戦い、丘でも戦い抜きます。一片たりとて信じませんが、もしこの島の大部分が占領され飢餓にさいなまれたとしても我々は決して降伏などしない」
訳文が自己流なのでご了承を。正式な原稿はこちららしい→■
ともかく、名演説は人の心を振るわせる、政治家の資質と言ってもいい。どうも日本の政治家では吉田茂のように食えない人物はおおいが、ここ最近の著名な政治家ではウィット、もしくは真摯な発言が聞こえてこない。もしくは言ってはいるのだが、マスコミには取り上げられないだけなのだろうか。
ともかく、次週は見逃しません。また予告で見る限り「拒否権発動」が焦点になる模様。ちょっと来週までに拒否権について勉強してみようかと。
サード・シーズン第1話「戦いの始まり(前編)」
セカンド・シーズン終盤にスタッフ全員に明らかになった大統領の病・・・多発性硬化症・・・を告知したあと、大統領選挙に出馬するか否か・・・のくだりで終了したので、そのままその引き続きでサード・シーズンに突入。
大統領以下スタッフに対しての大陪審の審理がスタートしようとし、ハイチでは政治的不安定さから米軍の一時的な軍事力行使を行う中で負傷者が発生、よりエスカレートしていく気配を見せる。そして、この問題は大統領の病から目を逸らす目的かと詰め寄るマスコミを前に報道官のCJは疲れからか致命的なミスを犯す・・・。
というわけで、一致団結して事に対応してきたスタッフは大統領が隠していた病が明らかになったことと、大統領選の狭間でチームはバラバラとなり、CJは辞職を決意、肝心の大統領選もトラブルでスピーチは延期の見込み、選挙戦すらジリ貧の気配・・・どうなることやら。
今回のツボは、「スピーチ原稿は出来ている。あとニ、三の手直しで十分」と言いまくっていたCJの目の前で、サム広報部次長が書類を撒き散らして「こんなものは使えない! 書き直しだ!」とマスコミの前で言い放つあたりですかね。いいのかよ、それで。
あとは梃入れか、新しいスタッフも入ったようで、これまた不協和音の元になりそうな気配。
軍事系オタとしては、最初のヘリボーン作戦の参加機体が、AV-8(ハリアー)、AH-1(コブラ)、CH-53E(シー・スタリオン)らしいが、ちょっと機数が足りないような。途中、ひょっとしてブラックホーク・ダウンな展開になるのかと思いきや、なんとか乗り切った模様(BSビデオデッキが不調なので、あとで確かめます)。
その後、CJによる報告で、F-18、E-2Cによるアルファ・ストライク・チームでハイチ上空へ・・・というくだりがあるのだけれど、アルファ・ストライクとは、集中攻撃とか、全力攻撃といった意味。もっとも、この場合示威が目的なので攻撃するわけではないですね。
さて、次回の選挙戦はどうなることやら。ファースト・レディとの仲もきな臭い模様ですね。
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