March 19, 2006
「もやしもん」でブレイク中の石川雅之氏の初期作。
時は南北朝末期。大陸から逃れた人々が住む島に倭寇が襲うところから物語が始まる。其処には再起を願う豪族の御曹司たる少年もいた。八幡神に見込まれたためか、やることなすことすべてのサイコロの目が外れるように事が進まず状況を悪化させてしまう少年は、動乱の中、大悪党マエカワと出会い、「カタリベ」と名前を貰い、そしてさらなる戦いの海へと乗り出していく・・・。
最後まで読んで一言。「続きが読みたい!」と思わせるいい作品。実際は打ち切りだったらしくこの巻で終了ということ。石川雅之氏のことは短編集から知ったのでこの話は未読だった(日本橋ヨヲコ女史を追いかけていたから掲載誌の都合上読んでいておかしくはないのだが・・・)。しかし、新人のころからこういうハイレベルの作品書いていたのか。
漫画読みなら読んでみてソンはないいい作品でした。
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March 01, 2006

定点観測させていただいているサークル「ゲリラ スタント スタジオ」
のコミティア新作。
今回はいつもとは異なってフルカラーイラスト集となっておりまして、
イラスト担当である山本七式氏の流麗なイラスト(オール書き下ろし&制服系美少女)がたっぷり拝めるというこれまたすごいことに。
個人的には6、7、9ページ目が(σ´□`)σ・・・・…━━━━☆ズキューン!!ってなカンジですよ(なんじゃ、そりゃ)。
というわけで同人誌ですので購入は「guerilla stunt studio
store.」からどうぞ。自分もここから購入です(w
次の新作も楽しみにしておりますです、はい。
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リノのエアレース。それはレシプロ飛行機という過去の怪物が蘇る航空機の祭典。時速500マイル(800km)オーバーの壁を突破する一握りのモンスターを操るパイロット達の戦い。病に冒された少女の願いを叶えるために一度はその翼を捨てたイーグル・ドライバーと、町工場の職人達、そしてスタッフ達が集い、そして戦いに向かう。
恐ろしく読み手を絞っているようないないような、リノのエアレースを舞台にした作品です。いやぁ、いい作品。
リノという言葉でピン!とくるような人なら読んでおいてソンはなし。出来ればもう少し話を掘り下げてくれればよかったんだけど、コレばっかりは致し方ないか。しかしオススメです。
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実はあまり連載読まないで単行本の表紙見てのジャケット?買い。
和モノで仏教系宗教団体が銃器持ち出してリビングデッドである屍姫を用いて退魔する。っていう話なので、ありきたりといえばありきたり。
ガンアクション&美少女or化け物という取り合わせは先行組みが強敵だからなー。(トライガン、ヘルシング、ブラック・ラグーン、ジオブリーダーズ、ワイルダネス、ガンスリンガー・ガールとかとか)。画力、特徴、才気(狂気)ばしった台詞回し、そのどれもが先行組みには達してないけど、まぁ今後に期待ということで・・・。
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ああ、なんだかこの一連のシリーズ読むのは複雑なんだよな。
以前にも取り上げた「我らの流儀」(高校サッカーを舞台に、今の野洲のようなサッカースタイルを進学高でやる面子を描いた面白い作品。現在、復刊ドットコムで投票中)の主人公たちが大学進学後、ヤクザの代打ちで麻雀するという妙な作品。加納たちの予想外のその後が描かれていてえらく複雑な心境になってしまうのは自分だけか・・・。
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February 03, 2006
パッと見、これどこのブレンパワード?とか思ったのは自分だけか。
それはともかく、今時なんのてらいもなくロボットが出てくる漫画を描く。ただその心意気を買う。
しかしなんだなー、エヴァとかあちこちの影響が見られるんだが、もう少しなんとかならんもんか・・・。
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January 21, 2006
と、言うわけで週間連載で追いかけていた作品を3巻が出たのにあわせて一気に購入。
いやぁ、こちらも高値安定です。「GS美神」以降、面白かったんですけどあまり長期連載に結びつかなかった椎名氏の作品ですが、こちらは大丈夫かな? 「破壊の女王」というネタも最初に提示したことで、そこまでどういう展開になるのか、十分気を持たせていますからね。
というわけで、面白かったです。はい。
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January 20, 2006
現在連載中。3巻費やした武道会もようやく終了。いや、これはこれで面白かった。安心して読める作品ではあると思う。まぁ、思うにエッジさをこの作品に求めるのはちょっと筋が違うが、最大公約数的な面白みはこの中にある・・・とは思う。以前にも取り上げた「ネギまで遊ぶ!」での作者のインタビューを読むとよくわかるが、作者が結構計算づくな一面があるので、そこらへん勘ぐりながらも読んでしまうのは悪い癖か。
安心して読めるクオリティが高い作品と言ってもいいんじゃないかと。
で、週刊連載のほうは現在、2chの某スレでプチ祭り状態と化した、和泉 亜子編!(w 自分も読んだときは「そーくるかー」と面白がっている始末。てっきり、ザジか村上夏美でくると思ったのに!?(w
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January 17, 2006
高値安定作品。だがしかし、出版社、アレコレと売ろうと満々でちょっと鼻につくかなー。まぁ、いいんですが。
話もどことなく小休止。どうする? いい加減アクション起こしたほうがよくないかなー?
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航空自衛隊の航空救難隊を舞台にした「よみがえる空 RESCUE WINGS」を観ました。
で、遅まきながら第二話が始まる前にざっと感想を。
観たカンジ、リアルなんだろーが掴みがなーっ。と思う。まったりしすぎ。1クールもののようだが、で、
あるなら掴みであるシーンは主人公が小牧につくシーンからではなくて、救難シーンからスタートしたほうが良かったんじゃないかな。
そこからフラッシュバックのように、着任シーンに舞い戻ってもいいかもしれない。
延々と1話をつかってUH-60Jが飛ばないんじゃ、掴みがなさ杉ですよ。主人公のファイターパイロットに慣れなかった未練のくだりも、
自分なら上官が主人公の訓練担当であった同期に電話で聞きだすシーン(の背後に、
主人公の同期でF-15乗りになった奴と小牧に来たばかりの主人公の会話シーンを入れれば、もうそれで一発。
何も二つのシーンを別個に行う意味はないし)で事が足りる。で、上官ともう一人の上官である救難隊長との会話シーンを入れれば占められる。
「そうか――、当人はイーグル・ドライバー志望だったのか。そりゃ、航空救難隊配属じゃ覇気もない面構えになるのは無理ないな。
腕はいいんだろ? ああ、わかっている。お前は腕は俺より悪いが、人を育てるのは俺より上手いからな。じゃあ、今度小牧に来たら連絡をくれ。
飲みにいこう」
「そうですか――そういう事情が。彼をどうします?」
「どうもこうもありませんよ、隊長。航空救難隊に配属されたからにはさっさと一人前にさせます。救難は待ってはくれません。
厳しくいきますよ」
こんなシーンだけで、10分近いエピソードを纏められるんじゃないかなー。引越しのくだりも冗長すぎるし。演出としてどうかな。
まずは救難とは何たることかを絵面で示す必要があると思いますが。
もしくはスタッフのほうでリアルな志向に針を向けすぎたきらいがあるような気もします。
ああ、遠距離恋愛の彼女はどう作品に絡めるつもりなんだろうか。よもや1話だけからむとかそういう落ちなんだろうか。
ともかく、色々書いてはいますが、今期のアニメで期待している作品なので、新兵器のHDDプレイヤーの肥やし決定ですよ。最初はザ・
ホワイトハウスなんですが(笑)
それから、この作品のスピンオフ小説がでることになったようで、作者はこの手の作品を書かせれば逸品の小川一水氏に、挿絵が貴方、
自分の一押しサークルである「ゲリラスタントスタジオ」
の山本 七式氏が書いているんですよ。そりゃアンタ、絶対買うだろと(w

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January 03, 2006
マコト編の終了とチューナー山本とその腹違いの弟の新シリーズスタートの巻。
どちらかというと、マコト編がベストチョイスではないクルマとわかっていながら使うチューナー山下の話ではあるんですが、ブラックバード(ポルシェ911)だって正しくはないんだ。というオチもあったり。
大体、新しい新シリーズはポルシェをメッサーシュミットBf109にたとえ、日本車を零戦に例えています。まぁ、軍オタ気質の自分からすると、陸軍機はスルーかよ! とか、地上発着の航続距離の短い戦術戦闘機と、空母に乗せる艦載機とではオーダーが違うからなぁ、とか(方や航続距離670km!と零戦の2470kmじゃ・・・ね)、いや、確かに栄エンジンの非力さがすべての原因なんだよなぁ(陸軍機の疾風も誉エンジンのせいで稼働率に泣かされ、五式戦は三式戦の液冷エンジンのあまりの稼働率の低さに空冷エンジンに挿げ替えたシロモノだし)。
あるいは、P-51マスタングだってアリスン・エンジンじゃ目も当てられず、マーリン・エンジン積んで傑作戦闘機になったし、改良という観点でいえばスピットファイアだって中々のものだぜ?ってのもあるんですが、それはともかく!
この作品、<悪魔のZ>アキオより、<ブラックバード>と他のチューナー達みたいなやりとりになってきましたな(笑)それはそれでいいんですが、読むたびに体面的な速さではない、内面的葛藤がテーマであることを思い知らされます。それはそうと、今回の新シリーズ、やっぱりGT-Rをもってくるのかな?
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January 01, 2006
4巻から始まった学園編での最初の山、DXの王位継承問題に待つわる事件が解決する。いや、お見事。としか言いようの無い伏線の後片付けっぷり。そして、次の問題への伏線張り。
この物語が正直どこへ向かうか判らないけれど、作品世界で1を語って10を想像させる手際はなんともはや、ファンタジーの王道というべきかと。
良質な作品。としか言い様がない。続きが楽しみな連載作品の一つです。ああ、これで刊行スピードが速ければ・・・。
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December 26, 2005
いやぁ、面白い作品です。モーニングで連載を開始したときの第一話タイトル「君は"物"のために死ねるか!?」でコケましたが(笑)。大体、タイトルがアレすぎますよ、この作品。
「へうげもの」(発音は「ひょうげもの」。おどけた言動とかひょうきん者とかそういう意味です)ですからね。もう何をいわんかや。
時は戦国時代、信長の天下統一間近の頃合、一人思い悩む男がいた。古田佐介(さのすけ)。後の織部焼で有名な古田織部その人である。目指すは大名。ところが、主君である信長のような大大名を目指そうと思うその理由にしても、「名物」を手に入れがたいためだったりする。そんな「へうげもの」古田の夢にかかわ千利休やら、豊臣秀吉、明智光秀がかかわって・・・・。という話だったりする。
山田 芳裕が描く古田は武か数奇かに思い悩むわ、物欲激しすぎだわ、いささか困った人に描かれている。と、同時にそんな古田と近しくてよりイってしまっているのは、主君である織田信長だったりする。大体耳にピアスして、スペイン語で「ボアノイチ!(オス!)」ですぜ。いやぁ、ふざけてます(いや、確かに史実でもいなりイってしまっている人物ではあるのですが)。山田版織田信長は。大好きなんですが。
その一方で千利休の茶室にファンタジーを見たり、まぁ、愉快な話ではあります。一方で千利休の深い業に巻き込まれる秀吉、光秀の動きなども興味深いですね。というわけで、この作品、年末オススメです。
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December 22, 2005

実はmixiにもチラリとは書いたんですが、一ヶ月ほど前に「魔法先生ネギま!」をよせばいいのに全巻一気購入してしまい(苦笑)、
読みふけっていたわけですよ。いや、マガジンで連載しているのを追っかけているのでもなく、半ば衝動的だったんですが、まぁ、
アニメも終わってほとぼりも冷めただろうし。と思って。最初はマンガ喫茶でかるく一巻から四巻まで。で、
もうハッと気がつくと家には十二巻まで山づみだったという・・・いやはや。
最初は「今度は31人でハーレムかよ、かわらんなー」とか思ってたんですが、物語が進み、修学旅行編でこりゃマジで化けている。
と自覚。いや、自分の色眼鏡を反省。正直、面白いですよ、この作品。
現在連載中のパートである学園祭のバトルについてもよくまぁ考えているな、と。いや、確かにガチなバトル漫画ではありませんから、
あまりに何ですが、ちらりと格闘技ネタで小ネタをさらりと触れてしまう(百年前に合気道を教えてもらったって、
あの北海道白滝村(現遠軽町)にいたあの人かよ~!?とか)懐の深さがあったりします。いや、男気あるシーンもありますしね。
で、ネットでの「ネギま!」のファンサイトや考察サイトによる合同企画として同人誌を出したというのを、「ネギま!で遊ぶ」で知ったのがつい最近。
これが上記の本、「ネギま!で遊ぶ・・・
エーミッタム(解放)!!」。
ある企画に引かれて、滅多に買わないこの手の同人本(大抵創作オリジナルが主体ですので)を購入してみました。いや、だって、
作者本人がインタビューにアレコレと答える同人本ってなかなかナイっすよ(笑)。それも恐ろしく赤裸々な内容で。
というわけで目玉が作者である赤松健氏とサイト管理者たちとの対談というかインタビューが目玉企画でした。
いやぁ、結論から言うとですね、かなりキワドイ台詞なり、作者の理詰めでのアプローチだったり(システマティックなスタジオ編成だったり、
マーケティングだったり、プロデューサー的才覚だったり)が明らかにされる一方、やっぱりネタが古いよ、今時、
ゼビウスのフラッグだのソルだのいって30代以前の奴がわかるかい!!とかそういうくだりもあったんですが、
予想外の姿も明らかになりましたね。作者は恐ろしくドライで、評価の軸として「数字」をもっているんで、何事あってもブレない。
まず数字(アンケートの結果など)を見て判断している側面もある。一方で、そうではない部分もある。
それから話はネギま!だけにとどまらず日本の漫画界の某作家とか、もうあれやこれや作者の口から飛び出すきわどい言葉などなど。
酷評されているアニメ版のあたりも、もう作者は人がいいんだか、あのプロデューサーがアレなのか、ってな話まで。
スクランついてのくだりは自分も最新刊を読んで感じたことなので同意してしまいましたが。
自分が評価するのは、ようやくエヴァ以降(あまり不勉強な面もありますが、自分の印象として)、
久々にテキスト系で評論というか喧々諤々されるような作品が出てきたかな。というところですね。
どうやら話に聞くと、一般にオタ系の作品と思われるこの作品ですが、最近は読者層が広がっているとか。それもどちらかというと、
低年齢層だということで・・・。非常に興味深いところではあります。
というわけでこの本、他にも色々と企画はあるんですが、このインタビュー企画だけでも十分にペイできます。いや、
他の企画も色々と面白いんですよ。他評論もありますので。久々に読み込んだ評論系同人誌でした。はい。
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December 21, 2005
5巻までのクライマックスであるピノッキオとの対決が終結して、物語は新たな局面へ。
兄弟の過去が交錯し、今後はこの兄弟の背景が語られることになるだろう。これが縦軸。そして、もう一つの横軸が、新しいフラテッロ。第二世代と呼ばれる義体に選ばれたのは骨肉種による足の切断により自殺未遂を犯した元バレリーナ。陽気な表情の影に複雑な顔を見せるロシア系担当官。
正直、もう萌えとかそんな領域ではなくて読むたびにその背景の陰惨さと醜悪さ、そして無常観(とうとう明示的に明かされたが、トリエラ、ヘンリエッタ、リコたち第一世代の義体の寿命は短いことが明らかにされた。この物語が、同人版のような形に行き着くのか、それは不明だが、どっちにしたって真っ当なハッピーエンドは望めない)に辟易しながらも次を楽しみにしている自分に驚く。よくもまぁこんな醜悪な物語を容易して、綺麗なラッピングに包んでテーブルに差し出すものだ。なおかつタチが悪いのは作者がこれを意識的にやっていることだ。と思いながら。
作者の画力も上がってきた。新しい義体となったペトルーシュカがそれまでの第一世代とは違い年齢が上がり、脆くなっている。それがどういう形で物語にキックを与えるのか、期待しているのも確かなのだ。
どんな世界を見せてくれるのだろう。目を差向けたくなるような醜悪な世界の向こう側に。
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December 07, 2005
ほぼ1年ぶりのこの作品。連載は不定期連載なので追いかけるのが難しいが、こうやって単行本で一気に読めることはいいこと。
現代より幕末の日本へタイムスリップしてしまった敏腕医師、南方仁。現代医療技術をもって幕末期の江戸で多くの人々の治療にあたる。色々と出てくる著名人として、今回は火消しの新門辰五郎は出てきて、火事という災害現場でのトリアージまでしてみせる。その一方で、花魁の松風と物語冒頭から彼を慕っている咲にある変化が訪れるのだが・・・。
というわけで、原始的な製法ながらペニシリンを精製することに成功した南方ですが、今度は病理検査もままならない状況で病気に対応していく羽目になります。いやぁ、本当手馴れて読ませるいい物語です。読んだことのない人にはオススメですよ。ハイレベルかつ高品質な読ませる物語だと思います。
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December 05, 2005
物語の山としては2巻で超えてしまっているのだけれど、H風味の強いラブコメ的な展開は相変わらず。年上でロリという、なんといういうか絶妙というか、その・・・狙いがすごいな、と(苦笑)。
今回はお互い落ち着いたところで邪魔が入るのがメインのお話。ささ、どうなのか、甘い生活の行方・・・。そんな視線で見るのがいいのではないかと。
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メディアミックスの泣き所が、メインである、もしくは露出度が一番高いコンテンツが終了してしまったあとの周囲のコンテンツだったりするような気がします。この場合、TVアニメ版「真月譚月姫」が終了してかなりの日数がたってしまったのですが、コミックはまだ続いていたりしています(というわけで1クールレベルでこの手のメディアミックスは難しいと思うのだがなぁ)。
と、こ、ろ、が。
このコミック版、「真月譚月姫」は、オリジナルであるゲーム版「月姫」に近い領域に物語があるものですから、こう言ってはなんですが、アニメ版よりゲームの世界観に近かったりしております。そんなわけで、「Fate/stay night」もアニメ化になってコミック化されそうではありますが、まだまだ続くぞ、この月姫世界。というか、あの多層構造の世界感を、コミックならではの切り口で消化してほしいと思いますね。オススメです。
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November 05, 2005
原作はなぜか知らず1巻から律儀に読んでいるのでコミックも買ってみました(w
アニメは見てないんだけどなぁ。
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November 04, 2005
読書メモ。
普通の人はあまり知らないであろうエア・レース、それもリノのエア・レースを舞台にした作品。
高度10mで繰り広げられる時速800kmのレース。それは、WW2のレシプロ航空機などを用いておこなわれる。チームのオーナーである少女は病の身体をもちながらも無敵のチャンピオン”赤い悪魔”に勝とうと、日本に訪れる。そこには、旧陸軍の研究機開発に携わっていたものと、そして元イーグル・ドライバーがいた・・・。
なんつーか、マニアックすぎて何だかな、と(笑)。リノのエア・レースといえば聖地も聖地ですから。自分もBSなどで見たときはもうなんつーか、突き抜けたバカ(褒め言葉)っぷりに言葉をなくしたものです。
続きはきっと買うでしょう。
そんなわけでメモとして。
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October 25, 2005
週末、買ったもののメモ。
無条件購入の一品。ラヴでいいです。
アニメ化も決まったようで何よりです。何故だかわからないが買っているというのがなんともはや(苦笑)
あと、「ウルトラジャンプ」。今更読んだら「破壊魔定光」が終わってる!(涙)。がーん、並行宇宙の謎は一体全体どうなるのよ。何気に打ち切りチックでショックだったり。作者様のサイトでは割に納得げのご様子。でもさびしいなぁ。
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October 19, 2005
読めば読むほど口の端がニヤけてきてしまうラヴな作品。やっぱり犬上さんの作品はどこか床を転げまわりたくなるほどの初々しさがいいんではないかと。
さて今回は女性陣の中でも脇役なハズの薫子(巨乳で眼鏡っ子で15年上の彼氏付きだ!)が主役ばりの勢い。うーむ、他の面々、特に主人公の影が薄すぎ。ま、いいか(w
この作品もいいけれど、「恋愛ディストーション」新作のコミックがはやいとこ出ないかと待ち望んでいるのがここにするんですが、どうかなぁ・・・。
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October 03, 2005
帯にかかれた「男女逆転大奥」、はて?と思って読むとあまりの強引技にビックリ仰天。
時は江戸時代初頭、ある村にて発症した赤面疱瘡。その病のために国内の男女比は1:4にまで逆転、現象してしまう。そのため、社会制度は一変。婚姻制度は完全に崩壊し、男の代わりを女が勤め、花街では男を女が求め、種をつけて子種をつける・・・という形となってしまう。
そして、江戸城でもその状態は変わらない。そう、時の将軍は女性であり、大奥とは若き男が集まる場所になったのだ――。
いやぁ、読んだときはやられましたよ、こりゃ(笑)。
話は、よしながふみらしいケレン味たっぷりのお話っぷり、是非ともこの男女が逆転した大奥と、そしてそこへ現れる新しい八代将軍、徳川吉宗(!)に驚いてください。そして意外と深いこの男女逆転の秘密にも。
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September 25, 2005
連載から10年以上が経過して、ファイブスター物語(F.S.S.)副読本を改めて。というわけで、スタートしたこの企画。
1発目は、F.S.S.世界の中心である天照の帝率いるA.K.D.や彼の配下にあるミラージュ騎士団やら、M.H.など色々とてんこ盛りで出版。
まぁ、もう初期の頃の副読本は手に入らないし、ここらで出すのはいいだろうし、最初の設定も魔導大戦のインサートであちこち手が入れられたし、いいんじゃないかと思う。
個人的にビックリしたのは、ミラージュ騎士団、レフト・ナンバーのブローズ。あれ、カブリモノだったのかよ・・・。
しかし、このシリーズが終わるまで連載の続きが始まらないのは・・・ちょっとどうかと思うよ・・・。
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September 23, 2005

えー、ちょっとお断りです。今回は一般商業誌ではなくて、同人誌です。
定点観測しているサークル、「ゲリラスタントスタジオ」の新刊、「雪月花」です。
このサークルを知ったのは今から数年前。小説だけではない、イラストやコミックの手法ではなく、色々なガジェットをつかって世界観を構築し、その中で物語を駆動させるという手法がとても新鮮でしたね。
例えば妙なこだわりを感じさせる設定、並行で会話されるチャットの会話。すべてではなく断片によって世界を照らし出すその独特な空気がこのサークルの一連のシリーズ(山本七式・ 根岸裕幸ペアのもの)にはあります。もうお一人のメンバーのカシマミさん、柏原麻実名義で新連載『宙のまにまに』がアフタヌーンでスタートのようですね!)
話を戻して、どことなく「エッジな――」なんというか、設計思想とかそういうトンがったシロモノ(例えば架空世界の戦闘機だったり、ゲーセンの筐体だったり、でもやっぱりヒネた部分をもつものを持ち出すところがこのサークルのいいところ。
今回の「雪月花」では昔懐かし格闘ゲームおよびその格ゲーの聖地のようなゲーセンが舞台で、なんだかキャラも出揃ってきて、さーどーなるって感じです。つーか、続き、続きー! いい感じで世界が広がっているからこれからどうなるかな。
興味をもたれた方は、下のゲリラスタントスタジオのバナーをクリックしていただいて、トップページにある通販”guerilla stunt studio store. ”を経由することで既刊本の通販も可能とのことです。
#1 実は自分もここ数回ほどこちらを経由して購入。だって地元のショップに入るまで待ってられないので(苦笑

#2 それはそうと、札幌界隈でコミックバズーカヴィーナスをお目にかかった試しがない。どういうことだろう(苦笑)。
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September 19, 2005
圧倒的な帝国軍の軍勢に壊乱し崩壊の瀬戸際にある皇国軍。その殿(しんがり)を受け持つは新設兵科剣牙虎大隊(サーベルタイガース)。突出する二個旅団を向かい打つことには成功するものの、大隊戦力は壊滅。指揮官となった新城直衛大尉は、さらに十日の時間を稼ぐ必要に迫られる。彼が選んだ方法は――。
というわけで、第二巻。こんなに恵まれたコミック化があるだろうか。佐藤大輔の小説世界を余すことなく大胆に描いている。個人的は王ですか、それは?みたいな猪口曹長がちょっとなんだかなぁ(wという感じですが、難しい設定説明も、危うげな展開(戦場での略奪、収奪行為)もちゃんと描いてみせたりしている。
というわけで未読の方は是非。つーか、これで映像化希望なんですけど、無理かな(w
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September 17, 2005
話を戻して「現在官僚系もふ」の舞台は財務省(MOF)、そこに新人で入った主人公のボケっぷりを描く、という作品なんだけど、まだ対立軸とか目標とかが明らかになっていないので、官僚の皆様の「いともおかしき」生態系を描くレベルで収まっているような、ないような。今後に期待しよう。
えーっと、官僚系漫画というと以前、アフタヌーン系にあったなぁ、あれはなんだっけ。と色々と過去を調べる。
ああ、そうそう、これだ。
「林太郎の恋」は今は無き通産省の課長補佐が主人公。官僚の世界では法や政策ではなく、実のところ情実で差配されたり、主人公の上司が安い官舎住まいで奥さんがパートとか、通産省の中で発言権をもつ女性がどうして発言権を持つに至ったか、とか色々と自分の思っていた妄想を覆されたいい作品だったなぁと思う(古本屋で探してみるか)。絵柄もキライじゃなかったし。メモとして書いておきます。
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あまり大きなイベントは無いが、小ネタとして千秋の戸惑いが面白い。
どちらかというと次のイベントまでの下積みという形か。それはともかく、黒木君以外のR☆Sオーケストラの残りの面子が見たいね、いや、ほんと。
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September 15, 2005
休みの間に色々とチェック。
「戦闘妖精雪風」はその戦闘シーンとかを悦に入って楽しむのが吉。もう、雪風がどうとかいいんです(嘆息)。空戦シーンは日本アニメの極北を突っ走っていますわ。正直、この戦闘シーンのくだりだけでもまとめておけばそれでいいやとか思ったりしてね。マクロス・ゼロもそんな感じだったけれどさ(ヤベ)。
「星界の戦旗 III」は正直小説も中弛み的なポジションだけあってつらかったなぁ。しかし、見終わったあと小説を読み直してみるかしらん?と考えるだけのエネルギーはありました。ラフィールとジントのカラミが以外と少ないんだよね、この話。と小説を読み直していて納得していたり。正直なことを言えば、物語に熱を感じないのだ。失礼なことながら。でも、紋章は好きなだけに・・・といささか複雑ではあったり。
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September 04, 2005
マンガの古本を中心にすえた人情モノ。と言うべきか。
少年画法社時代に比べるとすっかりとメジャー作品っぽいのが多くなったが、それでも面白いものは面白い。
マンガ好きならば読んでいて損はないと思う。
ああ、ああいう地下のダンジョンがあるような古本屋があってほしい(笑)
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August 28, 2005
アニメも調子がいいハチクロの新刊が出ました。
ああ、いいなぁ。その空気とかが胸に迫ります。正直話をもう少し早くしてほしい。ということもあることはあるんですがね(笑)
限定版のカルタ付きを購入しましたが、話のほうも結構自分が注目していた真山サイドが多いのでアレコレと考え込みながら読んでいたり。これでひとまずは終了か。あとは山田の想いの行方か・・・。
というわけでメモとして。
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August 16, 2005
正直言えばジャズはいいけどクラシックは門外漢。それでも楽しく読ませてくれる「のだめカンタービレ!」が偉大なのだけれど、その作中で出てきたクラシック作品を紹介してしまいましょう、というCDブック。こういう企画はありがたい。
早速聞いて、あー、聞き覚えあるフレーズだったけれどこういうタイトルなのか!?とか納得してしまう。これを読むとまた「のだめ」を読みたくなるから危険ではあるのだが(w
ちなみに収録曲は以下の通り。
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【収録曲紹介】
ベートーヴェン ピアノ・ソナタ第8番《悲壮》より第2楽章
ベートーヴェン 交響曲 第7番より第1楽章
ガーシュウィン 《ラプソディ・イン・ブルー》より
ラフマニノフ ピアノ協奏曲 第2番より第1楽章
リスト メフィスト・ワルツ第1番《村の居酒屋での踊り》より
モーツァルト オーボエ協奏曲より第1楽章
ドビュッシー 喜びの島
ラヴェル 亡き王女のためのパヴァーヌ
R.シュトラウス 交響詩《ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら》より
さらに新曲を録音! 海老原大作 《ロンド・トッカータ》←この曲は他のCDでは聞けません!
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August 03, 2005
やってきました倒錯的この漫画!
もう主人公の駄目っぷりとか水面のアレっぷりとかお姉さんのちょっとそりゃブラコンすぎますよ!とか七転八倒の倒錯シーンの連続でもうお腹いっぱいです、はい・・・。いや、買っている自分も好きで買っているのですが。
物語としてはまだ進む方向もなにも見えていないのですが、どうなることやら・・・。
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クロエとミサキの緩やかな夜の生活。そして吸血鬼という眷属が織り成す縮図。
同人誌を買い集めたあたりから注目していたし、前回の1巻と違って今回はさっくりと購入できました。
ストーリーはありきたりかもしれないし、結構聞くキーワード(レンフィールドとか)があるので吸血鬼ものが好きな人とか見ている人であればとっつきやすいかもしれない。
しかしこの物語は、その絵柄とコマの無いページが醸し出す「間」が特徴的なのだと思う。
そして、ここらへんで明らかになりつつあるクロエの謎の言葉と過去、「ロンドンの地下鉄で出会った人」「人でありながら吸血鬼に対峙することができる」という伏線、なかなかに面白いと思うのだけれどこれいかに。
ちなみにAmazonで表紙が公開されていないので、興味のある方は筆者ご本人のサイトをご覧になってください。
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July 27, 2005
いよいよ8巻かぁ。なんだかサ×エさん化しているきらいもあるような、ないような(w
ともかくこの作者のある種ゴミゴミしたコマ割にはちょっと難かもしれませんが、しゃあしゃあとラブコメ
しちゃってしまったりするその心意気がいいのではないかと!
(今回は風邪?で冷却水を出してしまったバチスカーフさんの寝巻き姿がいいのではないかと、ってまてコラ)
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July 25, 2005
夏の大会へ向かってチームも出来上がりつつあり、結束も強くなりつつある西浦高校ナイン。
ところが、夏の大会では一回戦、よりもよって昨年甲子園までいった強豪校との対決が決まってしまう。ところがこれ幸いとデータをかき集めて、勝つための方策を練り始める面々・・・。
今回は試合の前の前哨戦、アットホームなチームの雰囲気、密度の濃い練習、家族や応援団などの周囲を描いて面白い。いやぁ、続きが早いところ読みたい作品です。
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最近楽しみにしていたりするエウレカセブンのコミック版。読んだ限りいいコミックだと思います。
この手のミックスモノはどうしても放送スピードに比べると展開が遅れてしまうところが難なのですが、是非とも少しのオリジナリティとかを見せてもらって頑張ってほしいものです。はい。
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July 22, 2005
ようこそ、血と硝煙の涅槃(ニルヴァーナ)へ!
ってなわけで、アニメ化が決まったようで非常に不安ではあるのですが、ブラック・ラグーンの第四巻。
ちょっと巻的には厳しかったかなぁ。
三巻から続くエピソードが1つしかないのであれば、第三巻でキッカリ収録してほしかったかも。
それはともかく、ブラック・ラグーンでも一等凶悪なホテル・モスクワの面々+レヴィ、ロックの日本編はなんというか、その任侠ではなくヤクザモノテイストを織り交ぜた、なんともはや奇妙な展開ではあります。
・・・しかし、まぁ、個人的にツボにハマッたのは後書きマンガなんだけどね(笑)
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July 07, 2005
対巨深ポセイドン 中盤戦。水町、セナ双方の其々の先輩達に対する思いをぶつけ合うシーンがいいなぁ。
少年漫画にありがちっちゃーありがちなんだけど。
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July 06, 2005
以前に出ていた「30girl.com」が別出版社でもう一度、今回は収録されなかった話も含めて二巻構成となっております。まぁ、前回のやつも購入している身としては買うときに微妙な気分だったのですが、好きなので、ま、いいかと。
もともとこのキャラクタ、日立空調システムのCMキャラなんだけど、作者の絵と微妙なキャラ立ちとで実は以前から注目していたサイトだったりします。漫画そのものもそうですが、サイトやコミックなどのセンスの小気味いい切れ味とかがすきですね。
30歳で既婚者でガールかよ!ってな突っ込みはよしておいて(w センスのいい4コマ漫画世界を堪能してみてください。猫のジョーズの健気さには涙が出ますぜ、きっと(w
作者様のサイト→「すっぽこ電脳大飯店」
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July 03, 2005
うーん、Amazonの本画像が出るまで・・・と思っていたのですが、我慢できないのでアップしてしまいます。
おがき ちか
一迅社 (2005/06/25)
売り上げランキング: 343
作者さまサイト→■
多分、自分が今続きを楽しみにしている作品を上げろ。といわれれば筆頭にこれが上がると思う。
1巻など、冒頭のいかにもなファンタジーの冒険譚は、一転して鮮やかな寄宿舎での学園生活へと舞台は転換されて続いていく。が、その背後では王の推挙に纏わる陰謀が横たわり、そしてDXのある秘密がクローズアップされていく・・・・。もう、その手並みの鮮やかさといったら、もうっ!
また、巻末マンガでは多分そうだろうとおもっていた、イオンに厳しく当たるケリー先生の理由について、DXとイオンの母であるファレルとの過去が(すこしだけ)明かされる。
連載のほうも今回の巻で発生した事件の結末が鮮やかに、そしていままでの伏線を生かしきって終了、そして次の問題へ・・・という引きなのだから、もう流石としかいいようがない。
読んでない人は是非手にとってみてほしい。良質なファンタジーであり、ストーリーのある作品だと思う。
その、どこか心ある出版社は、少年画法社「アワーズガール」に連載されていた「先生のラブ時計」の単行本化を是非、是非!(連載分切抜きしか持ってないのよ・・・同人版もあるのだけど未入手だし・・・)
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March 23, 2005
羽海野 チカ
集英社 (2005/03/18)
売り上げランキング: 22
通常24時間以内に発送
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この漫画はすごい☆

よくやった☆竹本くん!!

青春キング万歳☆
アニメ化にまでなっちまうとはなんというか、いや、良作ではあるのだけれどなー、アニメでどれだけこの作品世界の独特な間を表現できるか、微妙だなぁと思うのだけれど。
この巻ではようやく竹本の旅も終了。長い夏休みも終わり、いい加減物語も動いてくれないと困るよ、いや、本当。
森田を筆頭に永遠ループの真っ最中的なキャラが多い作品なのだが、ここらで収束へ向けて話を動かしていかないと(真山には微妙な変化が訪れているようなのだけれど)、どうよ?と思うのだが・・・。
しかし、今回一番ワケがわからないのは、たった一話しか出てこなかったローマイヤ先輩(それも初期なのに!)の心温まるエピソードだったりする・・・いや、面白いからいいんだけどね(w
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February 02, 2005
甘詰 留太
白泉社 (2005/01/28)
売り上げランキング: 52
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反動?

小さなお姉さん

青春だねぇ...
ラヴですよ、年上ですよ、でもロリですよ!
言っておきますが本人にその気は全然ないのですが、そのラヴっぷりはたまりません。
いやぁ、いい作品でした。いや、本当。
ここで終わってもいいとは思うのですけど、続きはあるようで・・・期待して待つとします。
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January 30, 2005
渡辺 多恵子
小学館 (2005/01/26)
売り上げランキング: 53
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表紙がちょっと変わりました

人の魅力

総ちゃんかっこイイ☆
こちらも負けず劣らず安定していますなー。ストーリーも史実とフィクションを上手く組み合わせ、伏線を張りつつ、キャラを増やして、かつ時勢の変化もちゃくちゃくと描き出している。
新撰組にとっての安定期ともいうべき時期なので安心していますが、もうそろそろ・・・・・・だしなぁ。
ともかく、続きを期待してます、はい。
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二ノ宮 知子
講談社 (2005/01/13)
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ここで終わられては単行本派はつらい、、

現代少女漫画の星

安定したおかしさ
パリ編第二巻目。千秋のコンクールの行方は・・・つーわけで安定しています。
単行本派の自分としては続きがめちゃ気になるんですけどねー・・・。恋愛サイドに行くかシリアスサイドに行くのか、期待して待つとしますよ(w
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January 23, 2005
菅野 文
白泉社 (2004/09/17)
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功績は大きい

期待以上の感動作!

最高な本と出会えました!!
新撰組です(本来は選という字が正しいという話なのですが、個人的に撰が好きなのでこちらを使います)。
それでいて、京都時代の新撰組ではなく、ただただ戦い続け、すり減り、命を燃やし続けた北走…第二期新撰組…を題材にしたお話。野村利三郎、土方亡き後の新撰組を引き継いだ相馬主計、そして土方とまぁ、渋い人選による中篇三作を纏めたのがこのコミックです。
新撰組が鳥羽・伏見の戦いのあと、甲陽鎮撫隊として敗北して流山に立てこもり、近藤勇が投降したのが第一期新撰組の最後だとすれば、そこからの函館までの戦いが第二期新撰組となるでしょうね。もう有名どころの沖田、永倉、原田は離脱し、斉藤一も仙台で離脱。土方と残された中堅どころ(島田、中島、野村、相馬、安富ら)がただ戦いつづけるということになります。主力は桑名藩士などによって構成されて京都以来のメンバーは櫛の歯がかけるように少なくなる。土方も新撰組を直卒することは少なくなっていく。それでも・・・・というのがこの時代の新撰組の醍醐味?なのですが。よく描けていると思います。
出てくる登場人物も新撰組隊士では有名どころなんて誰一人いません。島田魁と中島登が出てきた時点でくらくらときましたぜ。二人が残した書物などが新撰組の通史や記録となっているだけにひとしおというべきか。特に島田魁。彼の土方に対する忠義はもっと知られていいものだと思いますね、いや、本当に。
新撰組もドラマが終わり、ブームも過ぎ去っていくのかもしれませんが、まぁいいじゃありませんか。良質な新撰組を題材とした作品でした。オススメです。
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January 11, 2005
河出書房新社 (2000/11/25)
売り上げランキング: 6,189
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田島昭宇か浅田弘幸、両方、もしくはどちらかが好きなら読んでみてもいいはず・・・。ちなみに自分は浅田弘幸の「BADだねヨシオくん!」から興味をもって「眠兎」でトドメを刺された口なので、「I'll」が終了した今、新作をはげしく希望していたりする。週刊プレイボーイで連載されていたボビンチョ浅田名義の4コマが7本(全作収録してくれんもんかのぉ・・・)だけあったりする。まぁ、それだけといえば、それだけなのだが・・・。
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December 30, 2004
楠 みちはる
講談社 (2004/12/27)
売り上げランキング: 5,876
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元地上げ屋で今は中古外車のブローカーの寺田、彼の仕事仲間でありブローカーでもある元ホストで、JB(Sex machine)の異名をもっていた、ダッヂ・バイパーを乗り回す仕黒の二人に、ノブが出会ったことにより、彼は二人からクルマとオンナ、そしてブローカーという存在を通して「大事なこと」を教えられていく、そんな物語だったりします。
まぁ、なんていうんですかね、湾岸ミッドナイトがクルマと人生というフレームだったら、こっちはクルマはあまり表に出ず、オンナとブローカー(経済)と人生っていうようなフレームで物事を語るところは相変わらずです。(とはいえSEXシーンなんてほんの数コマで、大半はそれまでにいたる能書きとその後の能書きに費やされるわけなのですがw)
「ちゃんと考えろ、考えるのはタダなんだから。それっきりの一度きりと、二度めもある一度きり・・・その意味は全然ちがうよな」(P148)
含蓄あるなぁ(w ほかにも色々ありますが、というわけで、オススメで。いや、それよりも湾岸のほうを勧めてもらいたいっーところもあるんですけどね。
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December 08, 2004
大谷 じろう
小学館 (2004/12/03)
売り上げランキング: 7,743
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非常にベタな話なんだけど、絵柄が好みなので購入し続けています。まぁ、記録として。
面白くなるかは微妙・・・かもね(苦笑
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December 07, 2004
稲垣 理一郎 村田 雄介
集英社 (2004/12/03)
売り上げランキング: 176
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おもしろい!
なんつーか、表現は悪いが、これでもか!と言わんばかりに震えを煽る話が満載だったりする。
ヒル魔、栗田、ムサシの誓いのTVに、新生デビルバッツのメンバーの寄せ書きが加えられていたり、サブキャラ達にも焦点を合わせたり。セナの父親がセナに向かって言う言葉もいい。極めつけは秋の大会開催式の会長のお言葉。スポーツマンシップなんてクソ食らえ!みたいな台詞をしゃあしゃあと言ってのけるあたり、なんともはや。
作画の腕よし、ストーリー性よし、高い次元で安定した作品だと思います、はい。
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November 30, 2004
宇仁田 ゆみ
祥伝社 (2004/07/08)
売り上げランキング: 11,306
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どれを読んでも楽しめる短編集です!

面白さがぎゅっ!と詰まって大満足な短編集

「マニマニ」好きにオススメ
宇仁田 ゆみ作品で買い逃していたので購入。この人は短編も連載も面白い。
以前の「マニマニ」でのサブキャラが今回の主人公だったりするのが今回。チェックということで、ここはひとつ。
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November 25, 2004
短評なので、紹介+コメントだけです。はい。
木尾 士目
講談社 (2004/11/22)
売り上げランキング: 5
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荻上、お前もか!?
笑わせていただきました。特に荻上サン、貴方のその勘違いっぷりがいいかと(w。
でも、班目の服購入に関するくだりはよくわかるなぁ。だって、初めて行ったブランドショップでも、同人ショップでも(ヲイ 同じ気持ちに陥りましたからね。
あと一部で話にあがった「究極超人あーる」の光画部と、この「げんしけん」、似ているようで全然違うと思うのですよ。だって、光画部は"写真"というファクターがなくても成立しかねないけど、げんしけんは"オタ"ないと成立しないからねぇ。まぁ、鳥坂先輩がいないとかそういう細かいところはあるのだろうけど。確かに中学の頃、光画部は憧れの部活動でしたわな(w げんしけんが実際の部活動だったとは思いますけどネ。
荒川 弘
スクウェア・エニックス (2004/11/22)
売り上げランキング: 4
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ずっと、ドキドキです

待ちに待った九巻!

物語は佳境に・・・
非常に安定している。高値キープ作品。物語のピースはまだ提示されるだけ。どのような嵌めこまれるかは期待しておきます。
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November 24, 2004
吉原 基貴 網本 将也
講談社 (2004/11/22)
売り上げランキング: 277
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1996年アトランタでブラジルを破り一躍スターとなった河野だったが、その後、彼は慢心し、日本代表から名前を見ることはなくなった。ついには所属するチームから解雇を言い渡され、捨てたはずの自分の出身チームへと舞い戻る。決意の証しとしての10番を身につけることを条件に。年齢は28歳。ドイツW杯では31歳となる彼が果たして代表に復帰するのか? 周囲のほとんどは懐疑的なまなざしで見るのだが・・・。
というわけで「オレンジ」終了後期待していたサッカーコミックもこの巻で終了。そーだよなぁ。なんか元チームメイトが出てきて、おや?と思ったんだけど、急な話の展開でビックリ。しかし、ちゃんと"勝者のエスプリ"(もしくは勝者のメンタリティ)も書くし、ドーピング問題だって書く。そして現在の日本サッカーの問題点である「戦術眼」「ユーティリティ」といった観点もちゃんと触れていたりして、硬派なサッカー物語です。連載に加筆修正+ボーナストラックで河野のその後を描いていたりして、なかなかにシビれる物語でしたよ。サッカー好きなら見逃してはまずいです、ええ、もう!
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November 07, 2004
村上 もとか
集英社 (2004/11/04)
売り上げランキング: 326
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素晴らしい江戸漫画です!
続きを非常に楽しみにしているのだが、ようやく4巻! 不定期連載なのが痛い。
現代である不思議な事故に巻き込まれた外科医、南方仁が目覚めた場所は江戸時代、幕末直前の日本だった・・・というわけで、前巻でペニシリンの精製に成功した南方だったが、彼の持つ現代医術は幕末の医者はおろか蘭方医達までも敵視し始めることになってしまう。後ろ盾であった緒方洪庵も病に倒れ、彼は動乱の時代へ近づく江戸にて病や怪我に立ち向かうことになるのだが・・・というわけで四巻です。
今回も江戸の風俗や制度、組織に関する詳細な考証、そして医学に関する考証と、細かいところでの気配りが行き届いています。何しろ、緒方洪庵が出てきたときに、この人ってたしか・・・と思ったら、ちゃんとこの巻で重要な役割を果たし、今回から新しい登場人物、濱口儀兵衛(ヤマサの醤油で有名ですな)、歌舞伎の女形で有名な澤村田之助(ということは、あの病気のネタも出てくるわけか!)、火消しの新門辰五郎とまぁ、幕末から明治初頭にかけての人物が出てくる出てくる(有名どころはもう二人ほど出てたりしてますが)。
物語としても面白く、ハイレベルなクオリティの作品だと思います。これで続きが早く出てくれていればもっと良いのですが・・・。
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November 06, 2004
村田 蓮爾 田島 昭宇 浅田 弘幸 安倍 吉俊 伊藤 真美 YUG JASON 三浦 靖冬
ワニマガジン社 (2004/10/21)
売り上げランキング: 110
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新感覚フルカラーコミック誌

comic&art
流麗なカラー・イラスト/コミック誌。その綺麗さでため息をつくのが一番。続きに期待している作品がいくつかある。
とりあえず、紹介まで。
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November 03, 2004
やまむら はじめ
集英社 (2004/10/19)
売り上げランキング: 6,324
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海洋SFモノです!
好きな作者の一人なのだけど、今まで読んでなかったので、ようやく。
海洋SFコミックなんていう、またレアなジャンルに挑戦したもんだなぁ。というのが正直なところ。たしか海もの、SFものは当たりませんなんて与太な話も以前はあったのだけれど。
まだまだ物語は舞台の骨組みを作っているところだし、「エンブリヲン・ロード」で見せたような展開になりそうな気もしないでもない(未知のレアメタル=エネルギーの発生源、それを導く巫女的な存在、謎を知るであろう父親(母親)の不在、姉との対峙、というキーワードは変わらないのだよ、これが!)けれど、さてどうなるかなぁ。でも、単行本で読むと一気呵成に読ませてくれるんだ、これが。
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November 01, 2004
唐突だけれど、今週は考えさせられてしまったことがあるので、その備忘録として。
「BSアニメ夜話」を見ながら、エヴァ以降「世界の危機と(極端な話)自分の彼女の危機が同レベルに扱われている」というコメントを聞きながら、ああ、なるほどね。とか色々と納得していたり考えていたり。
松本作品の「ヤマト」とかが、どちらかといえば世界の危機にフューチャーしていた側面で、どちらかといえば愛だの何だのというのは終わり際に、失礼だけど、とってつけたような感じでしかなかったりしている。
ガンダムあたりからその傾向はあったかのように思うのだけれど、確かに90年代あたりから「世界の危機も大事だし、自分達のセカイ(日常、彼女とか仲間とか)も大事なんだ」という流れになり、とうとうあのエヴァあたりで「世界の危機なんか知ったことか、誰か僕をかまってよ!(もしくは僕にかまわないでよ!か)」ってな展開になっていくわけだったりするんだけど。
それはイメージ出来る世界の希薄さなのか、それとも別に理由があるかわからないけれど、自分が思うに、接続さの曖昧さ?のようなものなのかもしれない。自分が世界にコミットしていない/する気がない/することが出来ないと感じているのかもしれないなぁ。と思う。それが悪いとかいう問題ではないのだけれど。
あとはその反面として、あるコミュニティというかお約束で安住してしまうのもあるだろうなぁ。というのもある。
そういう閉じたセカイと開かれた世界は決して相反するものではないし、常に相対している。どちらかが一方であるわけではないのだと思うのだけれど、どうだろうか。例えばパッと思いつく中で書けば、「ハチクロ」では芸大のオキラクな生活が描かれているが、実のところ言って森田を除いて変化は訪れている。そしてその変化に置き去りになる講師達の悲哀も描かれている。
「湾岸ミッドナイト」は常に外の世界からの参入者を求めていて、アキオのセカイに取り込まれ、魅入られ、対峙して、そして(彼らにとっての世界へと)降りていく。降りていかないのは、ブラックバード(それでさえ終わりは提示された)とレイナとチューナー達だけだったりする。
「鋼練」だってそうだ。あの「全は一、一は全」のくだりは個人的にも納得してしまってうまいなぁと感心してしまった。世界はあまりにも広い。夜空に広がる数々の星の光は恒星の存在であり、恒星には惑星がめぐり、そして自分達のような存在がいるのかもしれない。だとすれば自分は恐ろしく僅少な存在だ(作中は自然との対比なんだけど、まぁSFオタらしくそういう解釈をさせてください)、だからといって自分が意味がない存在ではない。自分はここに在るのだ。そうやって鮮やかに世界と自分の存在を確立してしまうのは流石だねーと思う。
ついでに書くと、「GUNSLINGER」でもチラリと書いたけど、この作品、漫画や絵の技法としては稚拙なレベルかもしれないなぁと思うことがある(最近は良くなってきたとは思うけれど)。また安易な残虐シーンをインサートしているかもしれない。読めばあまりの救いの無さに気がつく。それでも少女たちは生きている。生々しい殺害シーン、銃撃シーン、そしてアンバランスなフラテッロとの関係。なまじ同人誌版の「GUNSLINGER」を読んだことがあるだけに、あんな展開になられては余計に救いがないとは思うけれど、ともかく、彼女たちは世界の犠牲者だけれど、世界とコミットし続ける。映画を見て、家庭菜園にせいを出し、贈られるテディベアを迷惑な表情しつつありがたく受け取る。正直、うまいなぁとは思う。面白いかどうかといわれると疑問だが、そういう面白さを求める作品ではない。
結局、日常は世界と続くのだ。と思う。どちらか一方だけの存在はありえない。
なんて結論が出たあたりで、書きっぱなしで留めてしまった作品の続きがなんとなく欠けそうな気がしたし、書けなかった理由もわかったりした。そんな一週間でした。はい。ちょっとした独り言で申し訳ない。
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October 31, 2004
相田 裕
メディアワークス (2004/10/27)
売り上げランキング: 4
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充実の読みごたえ!

懐かしい記憶、忘れたい事実… あふれる涙が過去を語る。

文学作品のような味わい…イイです!
正直、救いの無さは天下一品の作品だったりする。登場人物の少女たちは、記憶の大半を失い、半ばドラックによる条件付けを施され、身体の一部を機械化されており、政府の特殊機関組織として時にカウンターテロや組織防衛などのために殺人などに使われる。それでもこの作品が面白さというより、読み応えがあるのは、その不幸さの中にある一縷の幸せであったりするわけだ。
今回の後半では、その少女たちの中でも割に大人びた性格とポジションであるトリエラに焦点があたっている。前巻でテロリストにまんまとしてやられた彼女は、色々と思い悩む。その一方で、彼女の出自が語られる。なるほど、兄弟(フラテッロ)という名目で彼女たちのサポートに回る相棒であるヒルシャーとの意外なつながりはハードであり、ヒルシャーの言葉に出来ぬ思いが着実に伝わるものがある。
軍の訓練組織で新たに鍛えなおされるトリエラとヒルシャーが再びテロリストに相対することがあるかはわからないが、ある一つの再生はここで果たされているわけだ、と思う。良作でした。
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October 22, 2004
河合克敏「モンキーターン」を読んでビックリ。
いや、その結末はある意味当然だったんだけど、コマ横の次回予告が!
「クライマックス」って、もう終わり間近ですか?
あと、最近コミックが読めてません。エネルギー欠乏気味です。
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October 15, 2004
「湾岸ミッドナイト」30巻 楠みちはる/講談社 【 Amazon / bk1 】

首都高を舞台に繰り広げられる謎のポエム(?)小説です。これを読むと、「くくくっ」とか言い出し・・・はしませんが、ともかく。「悪魔のZ」Z30、主人公のアキオを中心に語られる車と乗り手の物語。と、言ってもイニDとは違って、バトルという舞台はあっても、「勝ち負け」は存在しないという妙な味です。つまり「その場(首都高)に居続けられるか否か」が勝負なのですから、コインの裏表である「ブラックバード」ポルシェも同様に居続けます。
なにより、主人公アキオを中心としたある意味時間軸の消失した(最初はアキオの視点から見たZ30が、いつしかZ30+アキオを見る視点に変化しているため、高校ダブリとかそういうネタも扱われなくなったし)点・・・もしくは場を周囲の登場人物たちの世界や言葉で構築する・・・といった妙な構成になってます。
現状をただ淡々と過ごしていた者、新たな場の存在に気がつく者、不満をもっていたもの、苛立ちなり悔恨なり増長なりなんなりを心に持つ他の登場人物は、悪魔のZ+アキオを知り、そして変化していくわけです。
で、今回は女性のマコトがインプレッサを早々に手放して、フェアレディZ(Z32)(いや、確かに会社にいた人が乗っていたが、非常にプァなシロモノでした)に手を出す・・というわけで、どうなるか、期待してます。
何より、ポエムと言われるその独特なモノローグと、楠節の台詞の数々はきっとクセになりますぜ。
いつか、自分はいかに湾岸ミッドナイトにやられたか、書いてみようかと思います。
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October 08, 2004
「彼氏彼女の事情」19巻 津田 雅美/白泉社 【 Amazon / bk1 】

長いなぁ、絵柄が変わって、誰が誰だか一瞬考えちゃった時もあったけど。それはともかく。
一族内での憎しみの連鎖はどこまでも続き、総一郎にまで波及する。さて、巻末の結果はどういう形になるのやら。
ただひとついえることは、憎しみは消すことが出来る。倦むか、癒されるか、乗り越えるか、それはさまざまなで、良いときもあれば悪いときもあるかもしれないが。そういうとき、そばに誰かがいる、って要因が後で効いてくる・・・って結末になることを希望。さて、続きはいつでることやら。
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「絶望に効くクスリ」2巻 山田玲司/小学館 【 Amazon / bk1 】

絶望に囚われた人々に、届く言葉を。というわけで、クリエイターなど著名人の話を聞こう。ってな企画のネタで、前Babylon C@fe.(現、Annex)のログでも1巻を取り上げたのだけれど→■ 今回はその2巻。
グリーンピースをめぐる話は、本音を言えば自分は物質社会をある程度肯定している。そのためあまり肯定する気にはなれないけれど(否定はしない。なぜなら、反対勢力を許容しない体制はおかしいからだ)、そういう中でも「ああ、そういう考え方もあるのね」と捕らえることは出来ると思う。耳あたりいい言葉だけじゃ人間は腐るし、考えなくなるからね。
この作品の中で一番の衝撃は東京で家庭内に問題のある子供たちを預かって育てる里親制度で、子供たちの面倒を見ているある家族、その奥様のインタビューだった。
奥様は笑って言う。「生きたければ、私を憎んだっていい」と。
子供が出来ない(らしい)中、養子縁組ではなく、仮初の里親(一時的に預かる)制度の中で、子供たちを育てていく。ハタから見れば"普通"であるはずの家族から受ける嫌がらせや迫害の中で、傷つき、それでも子供たちを預かって、育てていく。ちょっとやそっとの事じゃできませんぜ、これは。一番の衝撃でした。
これを見ていると、子供が出来なくて代理母などの方法によって出産する方法もある意味、"血"にこだわる行為なのかもなぁ。なんて思ったりして。正しい、正しくない、ではなくて、技術のおかげで、子供が出来なかった家族にも出来るようになったのはひとつの事実だし、それは喜ばしいことだと思う。それでも、ちょっと「家族」ということを考えてしまいましたね。
ともかく、そんないろいろなことを考えさせてくれるこの作品、まぁ、絵柄が気に食わないとか、作者が自意識過剰とか、そんなことは置いといて、一度読んでみてはどうだろうか。
#実は本音を言うと、この作者のある意見には自分も全面的に賛成しているので、こうプッシュしまくっているのだ。
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September 30, 2004
「モンキーターン」29巻 河合克敏/小学館 【 Amazon / bk1 】

長いなぁ、この作品。「帯ギュ!」をはるかに超えたしなぁ。
とうとうここ数巻の間、揺れる恋心モードだった青島が憲二に告白して、幼馴染の澄はどうする、両天秤かよコンチクショー!ってな少年漫画にありがち恋愛モード突入編なわけですが、それでもまぁ面白いからオッケーか。
作者は以前、「帯ギュ!」での恋愛モード突入を回避するのに悪戦苦闘して棚ボタ式な大円満的解決を迎えたわけだけど、今回はさすがに登場人物たちがすべて20代中ごろということもあってか、そんな不器用な展開は許さないようで・・・。いや、いいんですけど。
ただいま連載中では案の定、ライバル、タッくんのダークサイド+男の嫉妬攻撃に晒されているわけですがね。
高値安定作品。惰性でもなく、読みたいから買う。そんな作品です。
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September 28, 2004
実のところを言えば、夏、冬のあのコミケなんてものはここ数年行く気力もない。
(いや、実は距離の問題が気力を減退させているんじゃないかっていう気もしないでもないけれど)
好きなジャンルは年毎に変化してしまうので、いつしか創作系(オリジナル)とかがお気に入りになってしまうのが実際で、ここ数年注目しているサークルを取り上げようなんて無茶なことを考えてみたりして。
「ゲリラスタントスタジオ」

なんていうか、ここのサークルが出す作品は"空気と世界"があっていいんだよなぁと思う。特に山本七式・根岸裕幸ペアの二人の作品など特にその傾向が強い。
ここでいう"空気と世界"っていうのは、対象物を描くのに周囲を描くことで、逆に対象物を描ききってしまうこと。
たとえばそれは並列に飛び交うチャットのログだったり、今回の新作のように2ch?のような掲示板、ゲーセンのノートブックや、アーケードゲームなど様々なガジェット(世界)で、違う世界を描き出している。
なかなか手にとることも難しいかもしれないけれど、上のサークルのサイトから、通販blog(!)があるので見ていただきたいです、はい。
絵柄も好きだし、文章も好き、ついでにいうならコンセプトと狙いはもっと好き。そんな創作系サークルです。
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September 19, 2004
しあわせ 戸田誠二/宙出版 【 Amazon / bk1 】
「生きるススメ」の作者の書いた第二弾作品。
長編ものと違って、時には1Pのショートショートなどの短編作品が集められたコミックだけど、それでしかできないものが確実にある。つまり、出てくる登場人物の人生の断片を鮮やかに切り取ることだ。
この作者が行うのは、死と再生。
物語のほぼすべてに静かに漂う絶望と孤独、そして断絶。
その中でも、出てくる登場人物は何かを探し、そして求めていく。それは希望なのか、再生なのか。
"アポトーシス""NO SEX""幸せ"がいいかなぁ。それ以外も良作でした。
前作を知っている人で、"心にフック"が入った人なら、すぐに読むのをオススメするし、読んでいない人は
是非、前作「生きるススメ」も合わせて購入して読むのを強くオススメします。
いや、本当良作なんだって!
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September 17, 2004
「のだめカンタービレ」10巻 二ノ宮和子/講談社 【 Amazon / bk1 】

安定しているなぁ、というのが正直なところ。物語は千秋やのだめがフランスを舞台にしてしまったため、日本のSオケやR★Sオケのメンバーはしばらくご無沙汰になるだろうけど、いい感じでインサートしてほしい。
のだめのダメっぷりとか、驚異的な会話能力取得とか、それはともかくとしても千秋の苦労、白王子、そしてもう一人のケッタイな日本人指揮者などキャラは出揃った感じ。
さてさて、続きが楽しみな話です。
あらためて1巻から読んだら、絶妙に面白い。シリアスとのさじ加減が上手い具合にキいている。
#これ読むと、「ぎゃぼー」とか言い出しそうになるので要注意。
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September 09, 2004
武装練金4巻 和月伸宏/集英社 【 Amazon / bk1 】

以前に購入していたのだけど、改めて。
安定しているなぁ、と思う。ジャンプの定番フォーマット(や規制とか)から逃れられないとしても、そういった枠内でどれだけ自分の能力を発揮できるか、試行錯誤していることを正直に明かしているのもこの人らしいというか。
バトルシーンの間にインサートされるコメディ部分も、いい感じです。個人的に非の打ち所のない究極の美形のアレとはなんでしょう?(w とは思うのですが、そこはそれ。高値安定作品だと思いますね。
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