September 11, 2005

9.11総選挙の日の記録として。

正直言って、こりゃ予想外。という結果>選挙。ここまで勝つとはなぁ>自民党。

ちゅうか、ヘタレ過ぎるよ、民主党。まんまと主導権を小泉首相に握られてそのままエンドゾーンまでまっしぐら。ってな感じで、 ターンオーバーも決まらなかった。
参議院でもう少しずるく立ち回ればよかったものを、 甘い汁(政権獲得)を目指して反対したらあっさりと小泉首相のカテゴライズに嵌められてしまったという感じ。まぁ、岡田党首も交代ですね、 当然ですね、っていう感じだと思う。自分達の議席数が本来の政策によって選ばれたわけではなく、 カウンターパートとしての選択でしかなかった以上、そのカウンターパートとして存在が成立できないとなればこうなってしまう、 という点はある。早い段階で自分達も支持層である郵便局団体との折り合いをつければよかったのだがね。もし、 参議院で自民党の一部造反が決まった時点で民主党が協力していればよかったのかもしれない。やるじゃん民主党。 というイメージを植えつけられたかもしれない。正直、 マニフェストやなにやらで自分としては民主党(の一部の方々)はこれっぽっちも信任は置けないのだけれど。

ともかく郵政民営化について法案が参議院で撥ねられた形のまま再提出とはなって、いささか効果が薄いとか言われているが、 まぁ出すことが最優先ではあるし、これで参議院の議員諸兄がいかなる判断を下すかはさて、また別の問題ではあるのだけれどね。

さて、選挙の結果に戻ると、個人的には前のエントリーでちょっと不快な出来事があって、なんというか選挙前、 選挙中に泥沼にもはまりたくない(はまれない)というのもあってまったくのノータッチを貫いてしまったけれど、 個人的は自民党にバランスは傾いてほしいと思っていたが正直傾きすぎだ、こりゃ。というのがある。(重ねていうが、 自分は小さい政府派であり、国が余計な保険業務や金融業務を行うことには賛成しない。また、 構造改革と景気回復は最近思うにこの国の再構成としての車輪の両軸であり、リフレだけですべてがオッケーというわけではない。 景気が回復しなければ税収は上がらないが、それを最大限生かすためには同時に受け皿、蛇口ともなる構造改革も同時にやるしかないとは思う。 優先順位として、今景気回復というキックを入れるために郵便貯金などの資金を市場に流す必要があると思っている。 ついでにいうと郵政民営化に伴う郵貯資金の海外への資産流出とかいう話はヨタ話と受け取るので、 つまらぬトラバはしてほしくないと書いておく)

とはいうものの、自民党の皆様にはこれに驕ることなく、 数の暴力に訴えることなくいままでの利益主導ではなく政策主導型を目指していただければ、と思う。 この結果は自民党が優れていたから勝ったいうわけではなく、いままでの自民党と民主党の関係がそうであるように、 相手がそのカウンターパートとして任に堪えない、もしくはカウンターパートが必要だ。という有権者の判断、つまり、 相手方の失点による勝利でしかないからだ。それプラス、小泉首相の頑固一徹かつ勝負師的な側面にまんまとしてやられたという点だからだ。

しかし、郵政改革が一段落ついたあたりで小泉総裁は退任するとして、 次の安倍副幹事長あたりが総裁の目が出てきたあたりで憲法改正問題になるんじゃないか。という点がしている。さて、どうなることやら・・・。

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August 16, 2005

9.11総選挙

はあ・・・片山さつき女史が出馬されるのですか→ソース

正直、今回の選挙については思うところ大だし、スタンスは決めていることもある。が以下はヨタ話。

今回は衆議院選挙という形をとった国民投票であり、それは改革について是が否か。つまるところ「改革を続けるのか否か」という点でもある。
小泉首相の独裁云々のヨタ話は無視する。どっちにしろリーダーシップをとれば独裁的だと罵られ、交渉、譲歩すれば玉虫色だの妥協だのいわれるわけだ。どっちに転んでも文句を言われるならば好きにやるしかあるまい。かの人の政治的スタンス、思惑には相容れないところも多々あるが、この情け容赦なく行動に移す点は評価に値すると思うこ
政治評論家の森田実(この世で評論家なるものの言葉が正しかったことはないが、彼は特筆すべき正しさをもつ。つまり、言っていることはすべて逆になるという法則だ)が行った「歴代首相でもっとも器の小さい男」だが、自分に言わせれば「歴代首相でもトップクラスの腹のくくり具合=大人物」であると思う。計算ずくならもっと手堅くいくだろう。自棄になっているとも思えないところがこの人の読めなささ加減としてある。

いままでの政治家であればきっと今以上の妥協を重ね、解散をちらつかせながらも結局は元鞘に納まるだろう。それがまともなスタンスだと思う。結果は今の大混乱になっているわけだが。

不謹慎にも面白いのは小泉首相の先制攻撃により、論点が明確化&包囲殲滅を受けて窮地に追い込まれた郵政自由化反対派とそれ以上に返す刀で同じポジションに位置づけられてしまった民主党の対応だったりする。あまりにも不甲斐なさ過ぎではある。いいのか、民主党。その不甲斐なさ(ヘタレさ)はどうしたものか、と思う。

結局、小泉首相の先制攻撃により今回の選挙の争点が「改革を続けるか否か」一点に絞られ、「誰が行うのがいいか」というレベルに達していないのだ。これは一体前進なのか後退なのか判断に苦しむところではある。状況挽回は、8/15に小泉首相がどのような行動に出るか、だったが、極めて穏当な方法を選んだ。靖国参拝はなし。首相談話で戦争責任に言及。中韓には友好のシグナルを送る(どこまで本気かは知らないが)。失点はなし。加点もないというところ。さて、残り1ヶ月でどう民主党が挽回するか、注意深く見させていただくとしようか。

それはそうと、話はもどって冒頭へ。防衛費抑制について軍オタからその非常識っぷりを叩かれた片山さつき女史が選挙に出るとのことだが、正直、自分のいる選挙区でなくて良かった。非常に難しい判断に追い込まれてしまうところだったからね(笑)
ちなみに片山さつき女史の防衛費抑制での問題点については以下の通り。
中央公論2005年1月号の片山さつき論文に対する反論(ミリ屋哲の酷いインターネットより)

まったくの電波ちゃんでお花畑があるに違いないと思わせてくれたが、正直女史が財務省から離れてくれれば違う意味でありがたいと思う自分も結構屈折しているな、と思う。

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July 08, 2005

ロンドンのテロについて。

第1報が入ったときは、
(1)IRAのテロか?
(2)アルカイダ系テロか?
(3)ひょっとして五輪が決まったことによるどこかの?
とか色々考えたが、アルカイダ系のテロとのこと。G8の開催に合わせていたのだろうが、 イギリスにしてみればロンドンをわざわざハズしてサミットを行った足元をすくわれた形か。

テロは許さない。これは大前提だが、ではどうやってこれを収束に持ち込むべきなのだろう。

どう考えても攻撃側にフリーハンドがあり、守るべき側には守るべきものがあまりにも多い。
根切り(ジェノサイド)みたいなことが出来る時代ではないし、それでは最小限の攻撃というわけで、 攻性防御みたいなことが出来ればいいのだが、そんなことはコミックや映画の世界でしかない。 とはいうものの対話で簡単にケリがつくなどとは思えないし、 こうなると粘り強く市民はテロに屈しないという意思を示し続けていくしかないのかもしれない。 あとはこの手のアルカイダ系テロリストグループの資金源を絶っていくなどソフト面での絞り上げとかも必要になるだろうか。

日本もテロ被害を受けることがなければいいのだが。

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January 29, 2005

釣りか、釣りなのか!?

自分が書いた「 きな臭い話」にトラバがついたので、していただいたサイトをチェックしてみた。
タイトルは「日本、軍事体制へまっしぐら。 軍国化を煽る防衛庁」・・・しばらく唖然としてしまう。
いや、自分のサイトを読んでくれている人がいれば、自分がどういうスタンスで書き込んでいるか、わかっているだろうに・・・。
それともコンテンツをだけを見てトラバしたのだろうか。うーむ・・・。

何の意図があってトラバしたのか。スルーしてしまおうか悩んでしまうが、ちょっと書いてみようと思ってキーを叩いて見ます。
まず琉球新報の記事から言うと、今の有事法制が戦争を前提にしているもの。というのはあたり前だろう、という気がしますが。
※無論、だからといって沖縄県在住の方の心情に関しては自分がどうこう言える立場ではありません。
一部の人達が言うように、文民統制は近代国家が軍事という力を制御する上で重要な要素ですが、そのために有事法制は必要なのですよ。
でなければ、自衛隊の治安出動にまつわるすべての事柄が法的なコントロールを逸脱してしまう。だから法でさだめようというのに、それが軍国化って言われると困るんですが。
そして、南西諸島方面は先の潜水艦事件などといいホットスポットと化している。 日本にとっての仮想戦場はここ十年の間はここら近辺(もしくは朝鮮半島)になると思います。で、 そこに備えるのは日本の防衛を担う自衛隊として当然のことなのです。
ぶっちゃけ、「ええ、で、それが何か問題ですか?」としか言いようがない。

コメントについても同様。
文民統制(シヴィリアン・コントロール)とは、軍人(自衛隊ですが)が政治に口を出すな、ということですが、それと研究は別です。
今回については前防衛大臣が懇意にしていた自衛官に私案を出してほしい。というレベルですので、自分としては可のレベルだと考えています。
(この場合、自分の判断基準は時国家の為政者に対する影響力を考えています。そして、その内容の如何にかかわらず、です。この場合、 大臣経験者という過去要職であった人物が知識を持つものに意見を求めたレベルですが、それが何か?という気もするのですが・・・)。

重ねていいますが、よく憲法改正反対と言う方がいますが、自分としてのスタンスは憲法はあくまで人が生きるための法規(お約束)でありルールだと考えています。しかし、逆に言えば法規でしかすぎないのです。 宗教ではないのです。北風が吹けばコートを着るし、太陽が出ればコートを脱ぐでしょう。ルールは未来永劫不変ではないのです。ルールは常に状況において変わるんですから

右傾化はまぁ、的を得ていますね。これはしょうがない。いままでが酷すぎたっちゅーか、そういうレベルですので。
しかし、忘れてはいけないのは、民主主義における政治家とは国民が選出したものであり、 彼らが右傾化しているということは国民もまた求めているということでもある(だがまぁ国民が常に正しい選択をしているわけではないのが世の中の事実なのだけど)。だから目くじら立てる心配はありません。政治家だけが悪いわけではないのですからして。

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挙句の果てには公共放送が国営放送に成り下がって、
民間企業(右傾化に警鐘を鳴らす一部マスコミ)を公共の電波を使って
批判している始末。 本当に戦時体制突入前みたいですね。

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公共放送が国営放送に成り下がって。という意味もさっぱりわからないけれど、これってNHKのことなんだろうか。 確かにNHKは公共放送だからなぁ。一応、放送法法庫で確認したけれど、
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(放送番組編成の自由)
第3条
 放送番組は、法律に定める権限に基く場合でなければ、何人からも干渉され、又は規律されることがない。
(国内放送の放送番組の編集等)

第3条の2
 放送事業者は、国内放送の放送番組の編集に当たつては、次の各号の定めるところによらなければならない。
1.公安及び善良な風俗を害しないこと。
2.政治的に公平であること。
3.報道は事実をまげないですること。
4.意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること。

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とありますので、まぁ、問題になるのはどっちだろうか、っていう気もしますし、批判と警鐘はどこがどう違うのか・・・。 警鐘はただ言いふらしているだけ、批判はその立場を明確にしている分だけ前者のほうがいいかと思いますけどね。

「右傾化に継承を鳴らす一部マスコミ」もどこだかわかりませんが、まともな報道機関は会見を捏造したり、 虚偽のインタビューを載せることはしませんよ、目的が正しければ手段は正当化されるのか。 と言いたいのですが。それがジャーナリズムかと。
いいですか、自分はオウム真理教の一件からですが、 (自分も気に食わないところがあるけれど)都知事の会見部分を不当に切り捨てて内容を変更させたりするようなTV局のニュースなんてアテになんざしていません。 さらに言うなら、まるで裁判の結審のタイミングにあわせたかのように数年前の事実を持ち出し、 ましてや会見の日付をでっちあげるような姑息な手段を講じるような新聞社も大嫌いです(最低限、 ネタがあればWebでさらりと見るに留めるぐらいです)、サンゴの事件から大嫌いですがね。ああ、そうそう、 その系列TV局のあまりに稚拙なニュースにも同様にアテにはしていません。ついでに言うなら、その系列TV局のサッカー日本代表試合のあまりの酷い実況ぶりも大嫌いです。
まぁ、 なんですね、批判されるには批判されるに足りる理由があるんだと思うんですけど、どうでしょう?  公共の電波を使って性質が悪いことをしているのはどっちかと。

戦時体制というのが、意見の抑圧、画一化、もしくはある種の同調化現象のことでしょうか。ならば安心してください。 貴方がこうしてblogに意見を書き込んでいるだけで特高(ああ、今は公安ですね)に引っ張られはしません。 それだけで戦時体制とは違うんですから。ああ、もし貴方が不当に逮捕されたとしたら自分も反対意見を言うでしょう。 民主主義の根幹は意見の共存ですからして。

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この国の経済影響力も落ちたし、もう本当にダメポ。
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で、経済影響力と前段はどこがどう結びつくのか、そしてそれがどうして駄目なのか、論拠がさっぱりわからないのですが・・・。
日本の経済が今後どうなるか、どうも悲観的な雰囲気ばかりなのですが、べつにいいじゃないですか。国家にとって興亡は当たり前のことですから、未来永劫発展し続けるわけではないでしょう? ローマも、中国も、イギリスも、そしてアメリカもいつかは没落していくのかもしません。 どうして日本だけがその影響から免れようかという気もしています。(流石に自分が存命している間にIMFの管理下におかれてもらいたくはないですけどね)

ただ、世の中の経済評論家と言われる人々のヨタ話はいい加減信じないほうがいいでしょうね。原油価格の高騰が伝えられ、 さも数ヶ月後にはオイルショックが!みたいな煽りだったのに、今じゃまぁ落ち着いています(所詮は投機筋の乱高下だったようで・・・ これも頭が痛い問題なのですが)。

ぶっちゃけ、自分がどのような政治信条、 もしくは国際情勢認識をしているかはトラバした前後のコンテンツを見てもらえばわかるかと思うのだけれどなー。こういうのが弱ったもので。


 

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December 28, 2004

あの島は一体どうなった?

スマトラ沖の地震による津波はインド洋沿岸諸国で被害をもたらしているが、ニュースを見ていて・・・ インドあたりまで被害が出ているってことは、はてディエゴ・ガルシアはどうなってんだろう?という疑問が生まれた。

ディエゴ・ガルシアはインド洋の小さな環礁の島なのだが(正確にはここは英国インド領)、結構あくどい手を使って(まぁ、 イギリス人らしいって言えばそうなのだが)島の島民を追い出したため、今、ここは米国と英国の軍施設しかない。 という形になっている(なにしろ、米軍のホームページもあるぐらい)。ちなみに島の形はこんな感じだ。

イラン革命で中東の足場を失った米軍にとってみれば、このインド洋に浮かぶど辺鄙な島は恐ろしく戦略的な価値がある。 アメリカの恒久的な軍事施設は、インド洋ではここでしかなく、アメリカ本国・ハワイ・日本・フィリピンときて、 中東へと続くSLOC(海上交通路)の重要なポイントでもあり、航空機の燃料補給にも重要なポイントとなる。
事実、湾岸戦争、アフガン侵攻、イラク戦争と三度にわたる戦いではこの地からB-52などの爆撃機が飛んでいたりする。もっと言えば、 この場所は米軍の事前集積所ともなっていて、 師団規模の軍事車両を格納したままのAOE(高速輸送艦)が停泊しているとかしていないとか(この洒落にならない米軍の兵站能力については最近の軍事研究での連載が詳しい。 いつかまとまらないものかと待ち望んでいるのだが)。

2chの軍事板でもスレッドが立っているぐらいだが、あんな小島、大変だろうなぁとか思ってこのコンテンツを書いていたら、 極東ブログの作者の方が開いているはてなダイアリーのほうで早速ニュースのピックアップがあった。
Deigo Garcia military base unaffected by tsunamis」(ABC)。まぁ、 タイトルだけ見ればおおよそわかるかと。

英語でもtsunamisって言うんだ。つーのは語源が日本からだから、らしい。台風もそうだっけか。
ともかく、今回の地震による津波だが、歴史上最大規模は520m(!)。 初めて読んだときは52mのタイプミスかと思ったがそうではないらしい。詳しくは、「ARTIFACT -人工事実-」さんのコンテンツ 「津波の世界記録は520m 」でどうぞ。

と、タマには珍しく時事ネタ+トリビア?ネタで終わったようでなにより。年末にかけて読書とか今年の総括をまとめている最中です。ではでは。

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December 09, 2004

いつか来た路かよ。

結局自衛隊の削減はそれぞれの面子を立てたしょうもない結果に。
ただ、あくまでも計画なのでこれがどうなるかは今後の情勢次第というべきか。
新防衛大綱 武器輸出3原則も緩和」(産経新聞)

自分はMDみたいな金をドブに捨てる行為をする前にもっとするべきことがあると思う口だし、F-22は流石に国を左前にしてまで配備するのはどうかと思うし、AH-64は流石にいらんだろうと思う(OH-1の改良でなんとか・・・)。MLRSの改良は進めるべきだし(反対した公明党め・・・)、お蔵入りになったXASM-3(ステルス対艦/対レーダーミサイル)の開発は復活させるべきだと思うし、欲を言えば海上自衛隊と保安庁の関係を整理したほうがいいと思うし、イギリス海軍のように艦を大型化すべきだと思うし、(まだまだ言いたいことはあるのだが)そういう意味ではきっと右派と見られるのだけれど、この問題については財務省の片山主計官にはさっさと配置換えしていただきたいと願うところだ。

以下、「」内は上の記事からの引用。片山女史の発言とのことだ。

「防衛予算も無駄を許さない『納税者の視点』が大事です」
女性の社会進出については自分はとやかく言わない。だが、一番腹立たしいのは財務省主計局主計官というある種の責務の特権(国家防衛の戦略にまで口を出すのだからな・・・嫌味ですが)をもちながら、さも自分が一納税者、市井に住む人と同じであると言っている点である。

「国の土台となるようなスキーム(枠組み)をつくりたい」
だからさ、貴方は官僚なのだ。官僚がすべきことはたとえ本質がどうであれ国民が選んだ国会議員の選択した国策についてその運営に全力を挙げることであって、一官僚が国家のスキームを作るなんてことをしたいのならさっさと国会議員になってくれ、と言いたい。

繰り返していうが、真っ当な国家戦略がないのに枠を決めるがためにその内容を専門外の官僚が口を出すというその行為(なおかつ、その当事者はその政策についての責任を国民に対して負わないだろう?)というのが、いつか来た路じゃないのかと激しく思うのだ。

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December 05, 2004

きな臭い話とか。

アクセスカウントが上がっているのはきっと片山女史のネタがトラックバックされたせいなんだろうなぁ。

さて、財務省と防衛庁との争いは12/9にははっきりしそうではあるらしい。これからどうなるかは注意していくのがいいのではないか。とはいえ、さらに厄介な話があるらしい。

中国は弾道ミサイル原子力潜水艦(SSBN-Type094)を完成していた」(極東ブログ)

SSBNかぁ。確かに厄介だなぁ。まぁ、事実はどうかはわからないにしても、ね。弾道ミサイルを乗せた潜水艦はその隠匿性からも、非常にタチが悪い。日本の領海を侵犯した漢級の場合、港を出港時から衛星で察知、おそらく米軍かもしくは自衛隊の潜水艦が追っかけていたかもしれないけれど、こんなの増えたら非常に洒落にならないだろう。
まぁ、ここで嫌味を言えば、本当か嘘かは知らないが、潜水艦のどこが時代遅れだよ、と言いたいのだが(苦笑)。

極東ブログで書かれているように、中国の意図が台湾問題でアメリカを排除したいという側面があるのだとして、じゃあ日本はどう考える? ということがある。政治上では冷淡な関係だけど、経済では中国は日本にとって切れない仲だし、それは中国だってそうでしょ? とか考える方もいるが、歴史はそうであっても戦争は起きてしまうこと(WW2の日本がアメリカとの貿易が必須だったのにも係わらず開戦したしね)し、中国のここ最近の膨張主義を見ていると、早晩衝突するだろう、それもスプラトリーではなく、台湾海峡で、と思う。
じゃあ、その時、日本にとって台湾、引いては台湾海峡を守るべき価値はあるのか。という議論で出てくるだろう。

ここまで考えると、じゃあ今、米軍のトランスフォーメーションとかどうするのよ。とかあるから、頭が痛いんだよなぁ。
ちょっと脳内検討はここまでで、時を改めて書きたいと思います、はい。

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November 02, 2004

財布の紐が大変厳しく。

えー、なんですか。ビックリしましたよ。
中期防予算、1兆円超圧縮…財務省方針
陸自定数、防衛庁案が財務省案を4万人上回る
おいおい、1兆円削減化かよ・・・大きくでたな。で、これがどうなるかというと、現在の防衛大綱による規模はこんな感じ。

現行防衛大綱
 陸自 18万人(常備15・2万、即応予備1万)、戦車1200両
 海自 護衛艦60隻、潜水艦16隻、航空機220機
 空自 航空機430機(内戦闘機350機)

で、防衛庁案と財務省案だとどうなるか。というわけだけど、ソースが2chなんだけど、防衛大綱に関するページを見る限りおお外れではなさそう。

新防衛大綱 …11月末までに決定 防衛庁案  陸自 16・2万人(常備15・2万、即応予備1万)、戦車678両  海自 護衛艦50隻、潜水艦16隻、輸送艦3隻、補給艦5隻、航空機156機(+練習機19機)  空自 戦闘機282機、偵察機14機、輸送機61機、給油機4機

財務省案
 陸自 12万人(常備11万、即応予備1万)、戦車425両
 海自 護衛艦38隻、潜水艦14隻、輸送艦3隻、補給艦4隻、航空機125機
 空自 戦闘機216機、偵察機10機、輸送機42機、給油機4機

次期中期防 (現中期防比) …年末までに決定
 防衛庁要求 4900億円増額
 財務省要求 1兆円削減

うううーむ。ミリオタとしては悩ましいところではあるなぁ。もはやこれは大敗北状態ではないかね。
財務省が言うには、冷戦崩壊により欧州ではかなりの削減(2/3から半分)に成功したからって、あんた、アジアはそうはいかんだろう。欧州はNATOとECが東欧諸国を吸収していく形で変化していったんだからああいったんであって、この冷戦構造をいまだに引きずるアジアでか。という突っ込みは当然ある。
とはいえ・・・日本の未来がそれを許すのか。といわれると果たして疑問だったりしている。
問題の2chスレでも結局は財政的問題が出てきて、ついには根本にあるのが少子高齢化問題であるんじゃないか。という流れになってきている。いやあ、金が絡むと話が多方面に行くなぁ。個人的には今の20歳代、30歳代にとって今、子供を生み育てるというのがどれだけ苦痛かを考えると、結婚して税金半額、子供を生んだら税金を無税かそれに近い値でもしないかぎり(それが道徳的とかそういう問題は置くけど)、いや、それであっても少子化に歯止めはかからないんじゃないかと思う。じゃあ結局は移民を許容していくしかないのか。とは思うのだけれど、これもまた厄介な話で、ドイツの例を見ているととてもではないが・・・。

海上自衛隊はインド洋派遣のローテーションと日本海のプレゼンスで結構疲弊していると聞くし、陸上自衛隊もイラクのサマワから帰ってきたばかりの札幌の第11師団が早速新潟方面に展開していたりと、大車輪で動いている。これにことさら配備を縮小し、人員を削減するのはいささか将来を考えると頭が痛い。アメリカ軍のようなトランスフォーメーションはしていく必要があるんだろうけれど、単純にそれは予算を減らして、人員を減らして・・・というわけではないし。

冷戦時、10年後冷戦が崩壊するとは誰も予想しなかった。冷戦崩壊後、誰もが今のテロのような非対称戦争になるとは想定していなかった(一部にレポートは出ていたけれど)、そして今、再度ミニマムな地域紛争の気配が漂ってきている。財務省がちゃんとそこらへんを踏まえて予算を出してくれるといいけど・・・MDはやめようよ、やっぱり(ミリオタとしての本音)。やるなら防衛費とは別枠で・・・。

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September 23, 2004

世界の果ての出来事でも。

初代babylon c@fe.の時から避けようとしていたことがいろいろある。
そのうちひとつが経済とか政治、国際問題のネタで、基本的に政治信条を述べることはあまり是としてはいない。
(パソコン通信時代からこの手の問題は揉める種だというのが経験的にわかってしまったため)
とはいえ9.11の前後、イラク戦争の前後あたりはちょっとした文章をさすがに書くことにはなったけれど。

しかし、せっかくのblog。時折、自分がよく覗くニュース系サイトやblogから注目するネタを扱ってみようと思う。

ダルフール問題というのをご存知だろうか。
スーダンで現在発展しつつある民族浄化(虐殺)問題で、詳しくは「スーダン・ダルフール問題Wiki」(極東ブログさん経由。いつもここのニュースネタは参考になります)を見ていただければわかるが、問題は簡単そうに見えて結構厄介だ。

大抵の虐殺問題がそうであるように、諸外国の牽制や情勢によって事態だけは悪化していく。
今回の場合は、メインはスーダンで有望視されている原油であり、スーパーパワーであるはずのアメリカでの大統領選挙が絡んでいる。世界の果ての出来事でも人命は失われてる。

M.マクルーハンはメディアが進歩すれば、地球の反対側の戦争を食い止めることができると言っていたが、正直、パソコン通信時代からネットに十五年以上接続したとして者としては、無邪気に信じることはできないところがある。
(blog、もしくは2chのような大規模掲示板による大量の意思発生/相互干渉がもたらす新たな地平については、あまり自分の中でもまとまっていないのだけれど、これが理想郷(アヴァロン)かと言われると疑問だ)

ともかく、以前にも書いたが、イラク問題だけではなく、この世の中、あちこちで問題はある。
たとえばこの間ニュース・サイトで見てビックリしたが、安定したはずの東ティモールがどうもきな臭くなっているらしい。従来とは異なって背後には新たに資源問題でゴリ押ししているオーストラリアの影がちらつくし、ネパールの問題だってややこしい。アフガニスタン問題も同様。マスコミが報じるほどイラク問題はややこしくないにしても留意しなければならない。
80年代、冷戦が華やかなりし頃、世界は明日にも終わってしまうかもしれない。という危機はあった。
その後の90年代は混沌の時代になり、一層混乱はひどくなっていく。せめてネットにつなぐ環境であるならば、ちょっとの努力でニュースサイトを渡り歩くことができる。そういう輪が広がれば・・・どんな時代が訪れるのだろうか?

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